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J-GLOBAL ID：201502206727217603   整理番号：15A0863128

新しいタイプの環境調和型チタン合金の合金開発と組織制御

著者 (6件)： 松本洋明 (香川大 工) ,  西原卓郎 (香川大 工) ,  南埜皓哉 (香川大 工) ,  山中謙太 (東北大 金属材料研) ,  小泉雄一郎 (東北大 金属材料研) ,  千葉晶彦 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所新素材共同研究開発センター共同利用研究報告書
巻： 2014  ページ： 11-12  発行年： 2015年06月 
JST資料番号： L3700A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 既存のチタン合金には,強度と延性のバランスの最適化のためにレアメタルが使用されており,低コスト化が課題となっている。著者らは,Ti-6Al-4V合金等の代替材料として,共析型のβ安定化元素であるCuと高い固溶硬化性を示すSnを用いたTi-2Cu-2Sn合金が良好な機械特性を示すことを明らかにしている。本研究では,加工熱処理条件を変え,強度と延性のバランスに影響する組織因子を調べた。その結果,最適な加工熱処理条件が,厚さ5mmから1mmへの850°Cにおける熱間圧延後空冷することであることが分かった。その時,(α+β)のバイモーダル形態が得られ,Ti-3Al-2.5V合金と同等あるいはそれを超える機械的特性が得られた。結果として,相構成よりも形態が,強度と延性のバランスに大きい影響を持つことを明らかにした。

シソーラス用語： *チタン合金 ,  環境順応 ,  制御 ,  銅含有合金 ,  スズ含有合金 ,  β相 ,  共析反応 ,  加工熱処理 ,  熱処理条件 ,  延性 ,  最適条件 ,  熱間圧延 ,  空気冷却 ,  分布 ,  機械的性質 ,  二峰分布 ,  *金属組織制御 ,  性質
準シソーラス用語： *組織制御

分類 (2件)： 変態組織,加工組織  (WB01030N) ,  機械的性質  (WB02030U)

タイトルに関連する用語 (5件)： タイプ ,  環境調和型 ,  チタン合金 ,  合金開発 ,  組織制御