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J-GLOBAL ID：201602204535303292   整理番号：16A0215996

副搬送波割当てによる無線マルチビュービデオストリーミング

Wireless Multi-View Video Streaming with Subcarrier Allocation

著者 (4件)： FUJIHASHI Takuya (Graduate School of Information Sci. and Technol., Osaka Univ.) ,  KODERA Shiho (Graduate School of Informatics, Shizuoka Univ.) ,  SARUWATARI Shunsuke (Graduate School of Informatics, Shizuoka Univ.) ,  WATANABE Takashi (Graduate School of Information Sci. and Technol., Osaka Univ.)
資料名： IEICE Transactions on Communications (Web)  (IEICE Transactions on Communications (Web))
巻： E99.B  号： 2  ページ： 542-554 (J-STAGE)  発行年： 2016年 
JST資料番号： U0467A  ISSN： 1745-1345  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アクセスポイントがマルチビュービデオを副搬送波により無線ネットワーク経由で送信する場合,ビット誤りが低品質副搬送波において発生する。この誤りは,ビデオ品質を著しく劣化させる。本論文は,重要度準拠副搬送波割当てによるマルチビュービデオストリーミング(SMVS/SA)を,高ビデオ品質維持のために提案する。SMVS/SAは以下二点で寄与する。第一は,各フレームの重要度を副搬送波の品質に準拠して予測する,副搬送波利得準拠マルチビュー速度歪である。第二は,ビデオフレームと副搬送波間の準最適割当てを決定するヒューリスティックアルゴリズムである。このヒューリスティックアルゴリズムは,マルチビュービデオ符号化のビデオフレームが時間先行フレームまたはカメラビデオフレームで符号化されるという特徴を活用し,低計算量で準最適割当てを決定する。SMVS/SAの性能を実無線ネットワークで評価するため,ソフトウェア無線を利用して副搬送波の品質を測定する。MERLのベンチマークテスト系列と測定した副搬送波品質を利用した評価により,SMVS/SAがビデオ品質の僅かな低下で低トラヒックと通信遅延を達成することを明らかにする。例えば,SMVS/SAはビデオ品質を,副搬送波割当てのないマルチビュービデオ伝送方式と比べ,最大2.7[dB]改善する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *MPEG ,  ストリーミング ,  無線伝送 ,  *副搬送波 ,  *資源割付 ,  品質 ,  信号フレーム ,  度 ,  符号誤り ,  予測 ,  最適化 ,  発見的方法 ,  計算量 ,  性能評価 ,  評価試験 ,  *マルチビュービデオコーディング ,  *ビデオストリーミング ,  ビデオ品質 ,  品質予測 ,  ソフトウェア無線 ,  ベンチマークテスト ,  改変
準シソーラス用語： 重要度 ,  速度歪最適化

分類 (1件)： テレビジョン一般  (ND12031N)

引用文献 (37件)：

• [1] M. Tanimoto and K. Suzuki, “Global view and depth (GVD) format for FTV/3DTV,” Three-Dimensional Imaging, Visualization, and Display 2013, pp.1-10, 2013.
• [2] L. Do, S. Zinger, and P.H.N. de With, “Conversion of free-viewpoint 3D multi-view video for stereoscopic displays,” 2010 IEEE International Conference on Multimedia and Expo, pp.1730-1734, 2010.
• [3] C. Fehn, “Depth-image-based rendering (DIBR), compression, and transmission for a new approach on 3D-TV,” Stereoscopic Displays and Virtual Reality Systems XI, pp.93-104, 2004.
• [4] W.R. Mark, L. McMillan, and G. Bishop, “Post-rendering 3D warping,” Proc. 1997 Symposium on Interactive 3D Graphics, SI3D'97, pp.7-16, 1997.
• [5] Text of ISO/IEC 14496-10:2008/FDAM 1 ISO/IEC JTC1/SC29/WG11, Multiview Video Coding, 2008.

タイトルに関連する用語 (3件)： 副搬送波 ,  割当て ,  無線