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J-GLOBAL ID：201902231652831840   整理番号：19A1796762

ゴルフシャフトの動特性解析

Dynamic characteristic analysis of the golf shaft

著者 (2件)： 原有心 (早稲田大 スポーツ科学学術院) ,  川上泰雄 (早稲田大 スポーツ科学学術院)
資料名： フジクラ財団研究報告書(CD-ROM)
巻： 2017  ページ： 72-83  発行年： 2017年 
JST資料番号： X0978B  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,異なる力学的特性を持つ様々なゴルフシャフトにおいて,特性の違いによって,シャフトの挙動にどのような変化が生じるのか,また異なるシャフトによって実際のゴルフスイングにどのような影響が生じるのかを調べることを目的とした。回転中心を軸として,一定の角速度でゴルフクラブが運動する再現性の高いゴルフスイングロボットを用いた実験では,ヘッドスピードの速さとそのときの撓り量には正の相関が見られた。一方,人間を被験者とした異なるシャフト使用によるゴルフスイングの計測では,被験者によってヘッドスピードが最も高くなるシャフト剛性が異なり,シャフト剛性とヘッドスピードの速度の間に系統的な傾向は見られなかった。これは,一般的に言われている,人よって適切なシャフトがあるということを示すものであるといえる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ゴルフ ,  動特性 ,  性能分析 ,  *スポーツ用具 ,  ロボット ,  角速度 ,  剛性 ,  物理的性質 ,  医学的検査 ,  *伝動軸
準シソーラス用語： *ゴルフクラブ ,  ゴルフスイング ,  ヘッドスピード ,  回転中心 ,  被験者 ,  力学的特性

分類 (1件)： スポーツ用具  (ZB04000E)

引用文献 (4件)：

• 亀岡紘一,松本紀生,小松源一.ゴルフシャフトのたわみ特性および曲げ剛性の測定装置試作.計測自動制御学会論文集.Vol.31,No.4,411/416,1995.
• 川上泰雄, 井出敦夫, 野澤むつこ, 永吉俊彦, 小林 海, 小田俊明, 千野謙太郎, 栗原俊之, 加藤えみか, 福永哲夫. ゴルフスイング中の筋活動およびキネティクス:プロゴルファーの事例研究. スポーツ科学研究, 3: 18-29, 2006.
• 佐藤文宣,蘆田浩規,鳴尾丈司.スイング中のゴルフクラブシャフトのしなりに関する考察.日本機械学会論文集(C 編)65巻,630号,1999.
• Myers, J., Lephart, S., Tsai, Y.-S., Sell, T., Smoliga, J., Jolly, J. The role of upper torso and pelvis rotation in driving performance during the golf swing. Journal of Sports Sciences, 26: 181-188, 2008.

タイトルに関連する用語 (4件)： ゴルフ ,  シャフト ,  動特性 ,  解析