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J-GLOBAL ID：201902259321779657   整理番号：19A1702103

通信ネットワーク故障頻度とユーザ効用の関係

Relation between Telecommunication Network Failure Rate and User’s Utility

著者 (6件)： 大石晴夫 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  矢守恭子 (朝日大 経営) ,  矢守恭子 (早稲田大 国際情報通信研究セ) ,  ZHANG Cheng (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  田中良明 (早稲田大 大学院基幹理工学研究科) ,  田中良明 (早稲田大 国際情報通信研究セ)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 119  号： 52(ICM2019 1-5)(Web)  ページ： 25-30 (WEB ONLY)  発行年： 2019年05月16日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年の技術進展と利用シーンの変化の加速により,通信サービスにおける市場環境が大きく変化している.アプリケーション利用視点の利便が重要となり,ユーザの望む適切な料金でアプリケーションが快適に利用可能な通信サービスの提供が求められている.本稿では,ユーザの望む通信サービス品質に対する最適な料金の通信ネットワーク提供を目標として,通信サービスの信頼性がユーザ効用へ与える影響に注目し,故障頻度に対するユーザ効用のWTP(支払意思額:Willingness To Pay)及びWTA(受取意思額:Willingness To Accept)の関係をアンケートにより明らかにした.更に,故障頻度に対する一般ユーザとビジネスユーザの特性の違いとして割増率・割引率の傾向が異なることを抽出した.(著者抄録)

シソーラス用語： 計算機網 ,  通信サービス ,  *通信障害 ,  故障率 ,  利用者 ,  *許容限界 ,  価格決定 ,  主観評価
準シソーラス用語： MOS評価 ,  *支払い意思

分類 (1件)： 計算機網  (JC03000K)

引用文献 (11件)：

• 総務省,“「電気通信サービスの提供状況・利用状況」(平成30年版情報通信白書),” 2018.
• T. Okamoto and T. Hayashi, ′′Analysis of serviceprovider’s profit by modeling customer’s willingness to pay for IP QoS,′′ IEEE GLOBECOM 2002, vol.2, p.1549-1553, Nov. 2002.
• 伊藤博礼,矢守恭子,田中良明,“定額制帯域保証サービスの支払い意思額の分析,” 信学技報, CQ2003-38,vol.103,no.178,pp.29-32,July 2003.
• 矢守恭子,田中良明,“差別化サービスの最低保証帯域幅と支払意思額の関係,” 信学論(B),vol.89, no.3,pp.390-394,March 2006.
• 岡本司, 三宅功,矢守恭子,田中良明,“最低帯域条件を有する企業ユーザに対する帯域確保サービスの効用最大化,” 信学論(B),vol.94,no.3, pp.423-435,March 2011.

タイトルに関連する用語 (4件)： 通信ネットワーク ,  故障 ,  頻度 ,  効用