抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ディジタル化社会においては,生産性とwell-beingを向上させるだけでなく,技術による疎外も増大する可能性がある。我々は現代の職場におけるwell-beingと仕事の自由度や感謝などの要因との関係を実験してきた。新たに開発したツールを使った学生実験で,被験者が報告する幸福は,志向(自己/関係),感度(高/低),安定性(分散)など,幾つかの特性を持つことが明らかになった。全体的に,幸福度と感謝行為は有意に相関している。感謝特性に依れば,関係志向well-beingと感謝は有意に相関しているが,自己志向well-beingは相関していない。高感度+関係志向グループの幸福度は,感謝と強く相関している。安定+関係志向グループの幸福度は感謝と相関傾向にある。考察と結論で本稿を結ぶ。(著者抄録)