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J-GLOBAL ID：202102219139188161   整理番号：21A0853566

核融合ターゲット連続投入技術開発の現状と連続中性子発生

Present Status of Fusion Fuel Injection System and Neutron Generation

著者 (12件)： 森芳孝 (光産業創成大学院大) ,  西村靖彦 (トヨタテクニカルディベロップメント) ,  米田修 (トヨタ自動車 東富士研) ,  石井勝弘 (光産業創成大学院大) ,  花山良平 (光産業創成大学院大) ,  沖原伸一朗 (光産業創成大学院大) ,  北川米喜 (光産業創成大学院大) ,  岩本晃史 (自然科学研究機構 核融合科研) ,  砂原淳 (パデュー大 極限環境物質セ) ,  千徳靖彦 (大阪大 レーザー科研) ,  三浦永祐 (産業技術総合研) ,  坂上仁志 (自然科学研究機構 核融合科研)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 49  号： 3  ページ： 167-172  発行年： 2021年03月20日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 繰返し核融合燃料注入とレーザエンゲージメントはレーザ慣性閉じ込め核融合炉を達成するための重要な技術である。本稿では,光産業創成大学院大学で実施された核融合燃料噴射システムと中性子発生の現状を共同研究者とともに報告する。超強力な対向レーザービームを使用した直径1mmのビーズペレット注入システムは,それぞれ70%と40%のペレットへのレーザーヒット率で1Hz/28分と10Hz/2分の動作を示した。最大中性子収率は4×10⁵n/ショットであった。さらに,直径0.5mmの球状シェルペレット噴射のテストベッドは,(i)シェル注入の繰返し爆縮(最大周波数:0.5Hz)が191mm/sのシェル速度で10以上のシェルに対して可能であり,(ii)18cmの自由落下後の注入シェルの分布は円形領域内にあり,直径が6.4mmであった。球状シェルペレットに対する推定レーザヒット比は10%であった。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *レーザ核融合 ,  ターゲット ,  技術開発 ,  *中性子ビーム ,  中性子源 ,  慣性核融合 ,  レーザビーム ,  核融合燃料 ,  *核融合炉 ,  燃料装荷 ,  自由落下 ,  周波数 ,  中性子発生
準シソーラス用語： 共同研究

分類 (2件)： レーザの応用  (BD04100V) ,  核融合装置  (BJ02083Z)

引用文献 (13件)：

• 神前康次,乗松孝好,疇地 弘,宮永憲明,苫米地 顕: プラズマ・核融合学会誌 82 (2006) 819.
• O. Komeda, Y. Nishimura, Y. Mori, R. Hanayama, K. Ishii, S. Nakayama, Y. Kitagawa, T. Sekine, N. Sato, T. Kurita, et al.: Sci. Reports 3 (2013) 2561.
• 北川米喜: レーザー研究 43 (2015) 88.
• Y. Nishimura, O. Komeda, Y. Mori, K. Ishii, R. Hanayama, Y. Kitagawa, T. Sekine, N. Sato, M. Takagi, Y. Takeuchi, et al.: J. Plasma Fusion Res. 93 (2017) 421.
• Y. Mori, Y. Nishimura, K. Ishii, R. Hanayama, Y. Kitagawa, T. Sekine, Y. Takeuchi, N. Satoh, T. Kurita, Y. Kato, et al.: Fusion Sci. Tech. 75 (2019) 36.

タイトルに関連する用語 (6件)： 核融合 ,  ターゲット ,  投入 ,  開発 ,  現状 ,  中性子発生