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J-GLOBAL ID：202102240909105053   整理番号：21A3134418

電気パルスによる接着体分離への接着剤添加金属球の影響の調査

Investigation of the effect of metal sphere in adhesive on the separation of adhesive bonding by pulsed discharge

著者 (6件)： 近藤正隆 (早稲田大 大学院) ,  小板丈敏 (早稲田大) ,  LIM Soowon (早稲田大) ,  浪平隆男 (熊本大) ,  所千晴 (早稲田大) ,  所千晴 (東大)
資料名： 資源・素材(Web)  (資源・素材講演集(Web))
巻： 2021  ページ： ROMBUNNO.2K0206-17-03 (WEB ONLY)  発行年： 2021年 
JST資料番号： U0985A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・接着厚さ確保のために接着面に小量添加する添加球に着目し,接着体に対して電気パルス実験を行って,電気パルスによる接着体分離への接着剤添加金属球の影響を調査。
・有限要素法を用いた電流伝熱シミュレーションによりパルス電流印加時のステンレス球の温度分布を解析し,SEM-EDSにより電気パルス後の元素分析を実施。
・接着剤内に放電を誘導でき,金属球が接着体の金属母材に接触し,金属球にパルス電流が流れ,金属球はプラズマ化した後ガス化し,ガスの膨張により接着剤が分離されることが確認。
・接着剤の絶縁破壊電圧が母材の間の大気よりも低い場合,電気パルスにより金属球と母材の間の接着剤の絶縁破壊が発生して金属球に通電し,金属球のガス膨張に伴って接着体が分離すると推定。

シソーラス用語： *接着剤 ,  剛体球 ,  温度分布 ,  *電流 ,  絶縁破壊 ,  放電 ,  プラズマ ,  エネルギー分散X線分光分析 ,  伝熱 ,  有限要素法 ,  *自動車 ,  *解体 ,  ステンレス鋼 ,  *分解 ,  *パルス電流 ,  金属球
準シソーラス用語： SEM-EDX

分類 (1件)： 機械の組立  (QC05000F)

引用文献 (3件)：

• K. Dilger, “16-Automobiles,” in Adhesive Bonding, R. D. Adams, Ed. Woodhead Publishing, pp. 357-385, 2005.
• 佐藤千明, “剥がせる接着剤: 解体性接着剤とその特徴,” 日本接着学会誌, vol. 39, no. 8, pp. 295-301, 2003.
• 秋山秀典, “高電圧パルスパワー工学,” オーム社, pp.93-94, 2003.

タイトルに関連する用語 (4件)： 電気パルス ,  接着剤 ,  金属球 ,  調査