特許

J-GLOBAL ID：202103007139030686

ゼオライト膜複合体の製造方法及びゼオライト膜複合体

発明者： 松方 正彦 ,  酒井 求
出願人/特許権者： 学校法人早稲田大学
代理人 (1件)： 秦 正則
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2019-169777
公開番号（公開出願番号）：特開2021-045711
出願日： 2019年09月18日
公開日（公表日）： 2021年03月25日
要約：

【課題】オレフィン/パラフィン混合流体からオレフィンを選択的に分離する操作に用いることが可能であり、高い分離性能を有するゼオライト膜複合体の製造方法及びゼオライト膜複合体を提供すること。【解決手段】本発明に係るゼオライト膜複合体の製造方法は、多孔質支持体上にFAU型ゼオライトを成膜し、イオン交換によりかかるFAU型ゼオライト中のイオン交換可能なカチオンをAgイオンにイオン交換してゼオライト膜複合体を製造するにあたり、イオン交換温度を比較的低い温度としているので、FAU型ゼオライトへの負荷を抑え、イオン凝集を防ぐことで分離性能に優れたゼオライト膜複合体を製造することができる。また、本発明に係るゼオライト膜複合体は、オレフィン/パラフィン混合流体からオレフィンを選択的に分離するに際して、混合流体のオレフィン濃度が低い場合におけるオレフィンの分離性能に優れるものとなる。【選択図】図1

請求項（抜粋）：

多孔質支持体上にFAU型ゼオライトを成膜し、イオン交換により前記FAU型ゼオライト中のイオン交換可能なカチオンをAgイオンにイオン交換しAg-FAU型ゼオライトとした、ゼオライト膜複合体の製造方法であって、 前記イオン交換の温度が273〜310Kで行われることを特徴とするゼオライト膜複合体の製造方法。

IPC (3件)：

B01D 71/02 ,  C01B 39/22 ,  C01B 39/24

FI (3件)：

B01D71/02 ,  C01B39/22 ,  C01B39/24

Fターム (47件)：

4D006GA25 ,  4D006GA41 ,  4D006HA21 ,  4D006MA02 ,  4D006MA09 ,  4D006MB11 ,  4D006MB16 ,  4D006MC02 ,  4D006MC03X ,  4D006MC04 ,  4D006MC05 ,  4D006MC18 ,  4D006MC22 ,  4D006MC23 ,  4D006MC29 ,  4D006MC30 ,  4D006MC39 ,  4D006MC54 ,  4D006MC58 ,  4D006MC62 ,  4D006MC63 ,  4D006NA45 ,  4D006NA49 ,  4D006NA54 ,  4D006PA01 ,  4D006PB68 ,  4G073BA04 ,  4G073BA49 ,  4G073BA57 ,  4G073BC10 ,  4G073BD11 ,  4G073BD15 ,  4G073BD18 ,  4G073CZ04 ,  4G073CZ05 ,  4G073CZ06 ,  4G073DZ02 ,  4G073FA09 ,  4G073FA30 ,  4G073FB30 ,  4G073FC12 ,  4G073FD08 ,  4G073GA11 ,  4G073GA15 ,  4G073GA40 ,  4G073UA06 ,  4G073UB40

引用特許：

審査官引用 (2件)

• オレフィンの分離方法およびゼオライト膜複合体
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2014-055192   出願人：JX日鉱日石エネルギー株式会社, 学校法人早稲田大学
• オレフィン高純度化用ゼオライト膜
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2016-107833   出願人：学校法人早稲田大学