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J-GLOBAL ID：202202224706586587   整理番号：22A1338306

電磁ノイズの解析と低炭素社会実現 電磁ノイズの発生メカニズムと時間分解解析

著者 (4件)： 阿部真之 (大阪大) ,  神野崇馬 (大阪大) ,  木虎秀二 (大阪大) ,  土岐博 (大阪大)
資料名： 電磁環境工学情報EMC  (月刊EMC)
巻： 35  号： 1  ページ： 82-89  発行年： 2022年05月05日 
JST資料番号： L0077A  ISSN： 0916-2275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ・製品開発の遅れやコスト増大,通信障害などを引き起こし,また電磁気学的に余分なエネルギーとなる電磁ノイズに関し,その発生メカニズムに対する研究成果を紹介。
・電磁ノイズもマックスウェル方程式に従うという観点から,基準点の見直しと電位係数の導入,環境の影響を考慮した回路の見直し,コモンモードの定式化,および伝送回路に集中定数回路を接続する手法を説明。
・一次元多様体伝送線路での電磁ノイズ発生の解析的な導出に対し,伝送線路間のノーマルモードとコモンモードの信号の変換,および集中定数回路との接続部で発生するコモンモードノイズを説明。
・平面回路における電磁ノイズ発生の時間領域での数値計算に対し,集中定数回路が接続されていない部分の計算を省略して計算コストを削減できる手法を説明。

シソーラス用語： *干渉雑音 ,  電磁両立性 ,  電磁波 ,  Maxwell方程式 ,  作用機序 ,  電磁場解析 ,  信号解析 ,  *雑音解析 ,  伝送線路 ,  電磁気学 ,  *回路理論
準シソーラス用語： 時間領域解析 ,  *電磁ノイズ

分類 (2件)： 雑音一般  (ND04010J) ,  回路理論一般  (NA02010M)

引用文献 (10件)：

• H. Toki and K. Sato, ′′Multiconductor Transmission-Line Theory with Electromagnetic Radiation′′, Journal of the Physical Society of Japan, Vol. 81, No. 1, pp.014201-1/-12 (2012).
• E. M.T. Jones and J. T. Bolljahn, ′′Coupled-Strip-Transmission-Line Filters and Directional Couplers′′, IRE Transactions on Microwave Theory and Techniques, Vol.4, No. 2, pp. 75-81 (1956).
• Clayton R. Paul and Donald R. Bush, ′′Radiated Emissions from Common-mode Currents′′, In IEEE International Symposium on Electromagnetic Compatibility, No. 4, pp.197-203 (1987).
• David E Bockelman, William R Eisenstadt, and Senior Member, ′′Combined Differential and Common-Mode Scattering Parameters′′, Theory and Simulation. IEEE Transactions on Microwave Theory and Techniques, Vol. 43, No. 7, pp. 1530-1539 (1995).
• Hiroshi Toki and Masayuki Abe, ′′Multiconductor transmission-line theory that includes an antenna process with a lumped-parameter circuit′′, Journal of the Physical Society of Japan, Vol. 85, No. 3, pp.034801-1/-8 (2016).

タイトルに関連する用語 (5件)： 電磁ノイズ ,  解析 ,  低炭素社会 ,  発生メカニズム ,  分解