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J-GLOBAL ID：202202253027319834   整理番号：22A1018200

ロボットの挙動制御によるネットワーク性能向上手法の検討

著者 (8件)： 新宮裕章 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  本生崇人 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  藤橋卓也 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  工藤理一 (NTT 未来ねっと研) ,  高橋馨子 (NTT 未来ねっと研) ,  村上友規 (NTT アクセスサービスシステム研) ,  渡辺尚 (大阪大 大学院情報科学研究科) ,  猿渡俊介 (大阪大 大学院情報科学研究科)
資料名： 情報処理学会シンポジウムシリーズ(CD-ROM)  (IPSJ Symposium Series (CD-ROM))
巻： 2021  号： 1  ページ： ROMBUNNO.1E-3  発行年： 2021年 
JST資料番号： L6741A  ISSN： 1882-0840  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 携帯電話網や無線LANの進化によっていつでもどこでも無線ネットワークに接続できる環境が整備されたことで,Automatic Guided Vehicle(AGV)による部品や荷物の自動搬送,無人走行車やドローンの遠隔操作などネットワークを介してロボットを制御する応用が生まれて来ている.しかしながら,多数のロボットがネットワーク資源を共有するため,お互いのロボットの動作に影響を受けずに無線ネットワークとの接続を安定的に維持することが課題になると考えられる.このような観点から,本稿では,ロボットの挙動とネットワークの制御の同時最適化を実現する強化学習のフレームワーク「CoRein」を提案する.CoReinは,ロボットの操作とネットワークの設定を行動,ロボットで取得できる情報を状態,ロボットに与えられたタスクとネットワーク性能を報酬関数として,行動価値関数をDeep Neural Network(DNN)で強化学習する.計算機シミュレーションを用いて2台のロボットが行ったり来たりする環境で評価したところ,2台のロボットが移動の速さを変えながら無線ネットワークの性能が高くなるように接続先アクセスポイントとロボットの位置を調整するような動作が確認できた.(著者抄録)

シソーラス用語： *ロボット ,  挙動 ,  *制御 ,  性能 ,  改良 ,  携帯電話 ,  *通信網 ,  無線LAN ,  無線伝送 ,  遠隔制御 ,  ネットワーク ,  最適化 ,  評価関数 ,  ネットワーク性能 ,  電話網 ,  同時最適化 ,  *無線ネットワーク ,  改変
準シソーラス用語： 遠隔操作 ,  価値関数 ,  性能向上

分類 (2件)： ロボットの運動・制御  (IC04012J) ,  電話・データ通信・交換一般  (ND11010T)

引用文献 (36件)：

• Krijestorac.Enes, Hanna.Samer, and Cabric.Danijela, “Uav access point placement for connectivity to a user with unknown location using deep rl,” 2019 IEEE Globecom Workshops (GC Wkshps), pp.1-6IEEE, 2019.
• Zhang.Yue, and Dai.Lin, “Joint optimization of placement and coverage of access points for ieee 802.11 networks,” ICC 2020-2020 IEEE International Conference on Communications (ICC), pp.1-7IEEE, 2020.
• D. Amir, Beyranvand.Hamzeh, and S. A, “Optimal placement of access points in cellular visible light communication networks: An adaptive gradient projection method,” IEEE Transactions on Wireless Communications, vol.19, no.10, pp.6813-6825, 2020.
• Zhou.Baoding, Tu.Wei, Mai.Ke, Xue.Weixing, Ma.Wei, and Li.Qingquan, “A novel access point placement method for wifi fingerprinting considering existing aps,” IEEE Wireless Communications Letters, vol.9, no.11, pp.1799-1802, 2020.
• Zhao.Lei, Sun.Wen, Shi.Yongpeng, and Liu.Jiajia, “Optimal placement of cloudlets for access delay minimization in sdn-based internet of things networks,” IEEE Internet of Things Journal, vol.5, no.2, pp.1334-1344, 2018.

タイトルに関連する用語 (4件)： ロボット ,  挙動制御 ,  性能向上 ,  手法