抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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・隕石中のブリッジマナイトの発見は,惑星形成過程で普遍的に起こる天体衝突現象の理解を促進するための重要な知見を提供。
・ブリッジマナイトは大気圧下において400K以上の温度で容易にアモルファス化することが周知。
・それ以上の高温が想定される残留温度に耐えてブリッジマナイトの結晶が隕石に残ることは大きな謎。
・本稿では,なぜそのような不安定な温度環境にさらされたブリッジマナイトが隕石中に残るのか,そのメカニズムを解明することが目的。
・それを目的としたブリッジマナイトの高温下アモルファス化実験を紹介。
・本実験結果からブリッジマナイトのアモルファス化割合と温度の関係式が提案されており,衝撃を受けた隕石の残留温度推定への適用が期待。