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J-GLOBAL ID：202402270276751507   整理番号：24A1872500

社用車を活用したき電系統における回生電力有効活用方法の提案

Proposal for Effective Use of Regenerative Power in Traction Power Supply System Using Company Vehicles

著者 (4件)： 福田嵩大 (早稲田大学大学院先進理工学研究科電気・情報生命専攻) ,  石井綱吉 (早稲田大学大学院先進理工学研究科電気・情報生命専攻) ,  林泰弘 (早稲田大学大学院先進理工学研究科電気・情報生命専攻) ,  林屋均 (東日本旅客鉄道株式会社)
資料名： エネルギー・資源学会論文誌(Web)  (Journal of Japan Society of Energy and Resources (Web))
巻： 45  号： 4  ページ： 125-135(J-STAGE)  発行年： 2024年 
JST資料番号： U1583A  ISSN： 2433-0531  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 脱炭素社会の実現に向けて,さまざまな組織がCO₂排出量の削減に取り組んでいる。その中で,鉄道事業者においては,回生電力の有効活用は,き電系統におけるCO₂削減対策の一つである。しかし,回生電力を有効利用するための機器が高価であるため,効果が高い場所にしか設置できないという問題がある。そこで本研究では,汎用性の高いEV蓄電池に着目し,鉄道事業者が保有する社用車をEV化した場合を想定して,EV蓄電池の活用方法を検討した。回生電力の有効活用の可能性を把握した上で,吸収した回生電力を社用車の移動エネルギーや駅周辺負荷に供給する年間シミュレーションを実施した。その結果,EVの充放電スケジュールや最適台数を詳細に把握することができた。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： 二酸化炭素排出量 ,  *電力 ,  *公共輸送機関 ,  *饋電線 ,  電気自動車 ,  二次電池 ,  充電 ,  放電 ,  計算機シミュレーション ,  シミュレーションモデル ,  商用車 ,  利用 ,  *鉄道事業者 ,  充放電 ,  二酸化炭素排出量削減 ,  有効利用 ,  計算機利用
準シソーラス用語： 二酸化炭素排出削減 ,  *回生電力 ,  EV【自動車】 ,  蓄電池 ,  社用車 ,  有効活用

著者キーワード (10件)： 電気鉄道 ,  牽引電力供給システム ,  電気自動車 ,  再生力 ,  ネットゼロ ,  電気鉄道 ,  牽引電力供給システム ,  電気自動車 ,  再生力 ,  ネットゼロ

分類 (2件)： エネルギー消費・省エネルギー  (LD01000B) ,  電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (8件)：

• 1) 経済産業省;第6次エネルギー基本計画,https://www.meti.go.jp/press/2021/10/20211022005/20211022005.html (アクセス日 2022.1.10)
• 2) 関島志郎,佐藤栄徳,林屋均;鉄道電力システムへの「スマートグリッド技術」の適用について,JR East Technical Review,63-2019.17~22(2019)
• 3) IEA; Energy Technology Perspectives 2017
• 4) 住友商事;電車の回生電力を活用した世界初『ゼロエミッション地域公共交通インフラ(電動バス)』の開発・実証事業を開始,https://www.sumitomocorp.com/ja/jp/news/release/2017/group/20170912 (アクセス日 2022.1.10)
• 5) Hamed Jafari Kaleybar, Morris Brenna, Federica Foiadelli; EV Charging Station Integrated with Electric Railway System Powering by Train Regenerative Braking Energy, IEEE Vehicle Power and Propulsion Conference (2020)

タイトルに関連する用語 (5件)： 活用 ,  系統 ,  回生電力 ,  有効活用 ,  提案