特許
J-GLOBAL ID:202503001269540962
人工合成RNAを用いた包括的かつ定量的なRNA-タンパク質複合体相互作用解析方法
発明者:
,
,
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
弁理士法人牛木国際特許事務所
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):JP2023040167
特許番号:特許第7682581号
出願日: 2023年11月08日
要約:
【要約】 任意のRNA配列に結合するタンパク質複合体を、安全、迅速、かつ定量的、網羅的に同定する方法を提供することを目的とする。本発明は、人工合成RNAを用いた包括的かつ定量的なRNA-タンパク質複合体相互作用解析方法であって、標的RNAの5’末端から3’末端のすべての部分配列の結合タンパク質を網羅的に同定するために、Flag-tag修飾をした人工合成RNAを標的RNAに対して入れ子状にタイリング設計することを含む方法を提供する。
請求項(抜粋):
【請求項1】 人工合成RNAを用いた包括的かつ定量的なRNA-タンパク質複合体相互作用解析方法であって、(1)人工合成RNAプローブを標的RNAに対して各RNAプローブが重複するように設計した、任意の標的RNA配列の複数の断片化したRNAプローブを、in vitro転写法又は化学合成法によって作製すること、(2)前記RNAプローブを細胞溶解液と混合し、相互作用させることで、RNAプローブ-タンパク質複合体を形成させること、(3)該RNAプローブ-タンパク質複合体を精製すること、(4)精製したRNAプローブ-タンパク質複合体中のタンパク質のペプチド断片を液体クロマトグラフィーにより分離し、質量分析法(LC-MS/MS法)によりペプチド配列シグナル及びそれに該当するタンパク質を同定すること、及び、(5)同定したタンパク質のシグナルをそれぞれのRNAプローブ、タンパク質ごとに正規化を行い、実験データに対してそれぞれ、タンパク質ごとにRNAプローブ間のタンパク質相対結合強度を定量的に計算すること、を含むことを特徴とする、RNA-タンパク質複合体相互作用解析方法。
IPC (3件):
C12Q 1/68 ( 201 8.01)
, C12N 15/09 ( 200 6.01)
, G01N 33/53 ( 200 6.01)
FI (3件):
C12Q 1/68 100 Z
, C12N 15/09 Z
, G01N 33/53 M
前のページに戻る