文献

J-GLOBAL ID：200902207837328646   整理番号：09A1272678

613Kにおいて合成したL1₀-FePtCuナノ粒子の電子顕微鏡研究

Electron microscopy study of L1₀-FePtCu nanoparticles synthesized at 613K

著者 (5件)： HIROTSU Y. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  RYU H.W. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SATO K. (Osaka Univ., Osaka, JPN) ,  SATO K. (Tohoku Univ., Sendai, JPN) ,  ISHIMARU M. (Osaka Univ., Osaka, JPN)
資料名： Journal of Microscopy  (Journal of Microscopy)
巻： 236  号： 2  ページ： 94-99  発行年： 2009年11月 
JST資料番号： B0454B  ISSN： 0022-2720  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Cu原子を添加することにより,1kOe以上の保磁力をもつ微細分散(100)配向硬磁性L1₀-FePt型ナノ粒子を,613Kの低い基板温度において直接合成した。低温合成にもかかわらず,室温におけるこのL1₀-FePtCuナノ粒子の保磁力は大きくなかった。300Kにおいて保磁力が消える臨界粒子サイズは約6nmであった。低い保磁力値及び超常磁性に関する大きな臨界サイズは,低度の長距離秩序によるものであった。低温合成に対する理由は,Cu添加による融解温度の低減による原子拡散の増倍から来るものであると考えた。

シソーラス用語： 鉄含有合金 ,  *白金合金 ,  銅添加合金 ,  ナノ粒子 ,  *保磁力 ,  基板温度 ,  硬磁性材料 ,  磁気記録 ,  金属間化合物 ,  磁性合金 ,  *電子顕微鏡観察 ,  超常磁性 ,  透過型電子顕微鏡 ,  *スパッタ蒸着 ,  結晶粒度 ,  長範囲規則度 ,  磁性薄膜
準シソーラス用語： L10型金属間化合物 ,  *磁性ナノ粒子

分類 (3件)： 金属の磁区及び磁化過程  (BM06112D) ,  磁性材料  (NA04040H) ,  金属薄膜  (BK14030T)

タイトルに関連する用語 (2件)： 電子顕微鏡 ,  研究