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J-GLOBAL ID：200902237107508904   整理番号：08A1189286

応力状態を考慮した破壊操作が可能な有限要素モデルの構築

Construction of Finite Element Method for Destructive Manipulation considering Stress State

著者 (5件)： 荒井良祐 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  黒田嘉宏 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  鍵山善之 (大阪大 臨床医工学融合研究教セ) ,  黒田知宏 (大阪大 大学院基礎工学研究科) ,  大城理 (大阪大 大学院基礎工学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 108  号： 270(MBE2008 53-62)  ページ： 41-46  発行年： 2008年10月23日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 近年,力覚提示可能なVRシステムにおいて広く用いられている有限要素モデルにおいて,ユーザの操作により生じる破壊現象の模擬は困難であった。要因は,破壊模擬の際に必要となる幾何形状や剛性マトリクスの再構築計算の計算コストが高いことにある。本研究では,仮想物体の破壊領域近傍から構成される局所オブジェクトを考え,破壊進行時に,局所オブジェクトの幾何形状および剛性マトリクスの再構築計算のみを行う事で,再構築計算コストを削減する手法を提案する。結果,破壊進行時に仮想物体全体の再構築計算を行う従来手法に比べて,提案手法では再構築計算時間が削減されたことが示された。(著者抄録)

シソーラス用語： *表示装置 ,  *破壊 ,  モデル ,  外科術 ,  物
準シソーラス用語： 仮想物体 ,  手術 ,  有限要素モデル ,  *力覚提示システム

分類 (1件)： 入出力装置  (JC04050U)

引用文献 (3件)：

• NAKAO, M. Physics-Based Simulation of Surgical Fields for Preoperative Strategic Planning. Journal of Medical Systems. 2006, 30, 5, 371-380
• KUME, N. Distributed Massive Simulation for Haptic Virtual Reality Based Surgical Skill Transfer. PhD thesis, Kyoto University. 2006
• 小林英男. 破壊力学. 1993

タイトルに関連する用語 (4件)： 応力状態 ,  破壊 ,  有限要素モデル ,  構築