文献
J-GLOBAL ID:200902238922121654   整理番号:09A0490523

獣害回避のための難馴化忌避技術と生息適地への誘導手法の開発-加害初期のサル群に対する被害対策の検討-

著者 (3件):
資料名:
号: 23  ページ: 15-26  発行年: 2009年03月 
JST資料番号: X0090A  ISSN: 1342-775X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
飯田市,および安曇野市において,農作物への加害初期のニホンザルの被害対策として,農地周辺の環境改変,防護柵の設置,および農地からの追跡による群れの排除を組み合わせて実施し,その効果を検証した。農地周辺の環境改変では,侵入ルートのスギ林の皆伐などで農地と森林の間に開放環境を形成することで,群れの主な行動域が農地周辺から森林に移動するなどの行動の変化がみられ,除伐,刈り払いなどでは,短期間ではあるが農地への侵入頻度が低下した。農地周辺の環境改変は,サルの警戒心を高める効果があること,人がサルを発見しやすくなることの他に,人がサルを農地から排除する際に,歩行追跡しやすい環境を作り出していた。また,防護柵による囲い込みにも,サルの警戒心を高める効果が認められた。追跡による農地からの群れの排除では,追跡者とニホンザル双方が互いを認識した状態で威嚇・追跡することが有効であった。また,群れの排除を地域住民が継続した農地では群れの利用頻度が低下する傾向がみられた。(著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
有害動物による植物被害一般  ,  物理的防除一般 

前のページに戻る