抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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海洋研究開発機構は1998年以来西部熱帯太平洋にトライトンブイを設置し,米国NOAAと協力してTAO/TRITONブイアレーとしてエルニーニョの研究などに利用してきた。トライトンブイには米国TAOブイと異なる点として,すべての水中センサーに伝導度(塩分)センサーが取り付けられ,更に750m深にも水中センサーがつけられており,中層の海洋変動もより詳細に捉えることができる設計となっている。熱帯域の中層海洋の変動については,これまでにもZenk et al.(2005)やKawabe et al.(submitted)が係留式流速計の結果から議論しているが,本研究ではトライトンブイデータを活用し西部熱帯太平洋中層の温度や塩分の変動や変化の把握を試みた。(著者抄録)