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J-GLOBAL ID：200902263780873402   整理番号：08A0334588

CMC活用R&D組織における信頼形成可視化研究

A Research on Visualization of trust on CMC Style R&D Organizations

著者 (10件)： 沼田秀穂 (電通大 大学院電気通信学研究科) ,  沼田秀穂 (情報処理推進機構(IPA) オープンソースソフトウェア・セ) ,  沼田秀穂 (エクセリードテクノロジー) ,  沼田秀穂 (情報通信学会) ,  沼田秀穂 (電子情報通信学会) ,  沼田秀穂 (情報処理学会) ,  沼田秀穂 (日本社会情報学会(JASI)) ,  福田豊 (電通大) ,  福田豊 (情報通信学会) ,  福田豊 (日本社会情報学会(JASI))
資料名： 情報通信学会年報  (JSICR Annual Report)
巻： 2007  ページ： 31-40  発行年： 2008年03月25日 
JST資料番号： L3346A  ISSN： 0289-8713  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 情報技術の進展によって,ネットワーク組織が次々と出現している。しかし,コンピュータを媒介としたコミュニケーション(CMC)を主体としたR&D組織における信頼の形成,蓄積に関する研究は進んでいない。本稿では,R&D組織のメーリングリスト内ログ解析によりコミュニケーション状況を数値的に明らかにする手法の有効性を確認した。先行研究の信頼概念に基づき,コミュニケーション値と信頼度を定義し,マルチエージェントシミュレーション手法により,信頼の生成と蓄積を実現するメカニズムの解明と計量的手法を明らかにした。ここからCMCを活用したR&D組織における信頼度の向上には,コミュニケーションによる相互行為が重要であることを明確にした。そして,組織内に蓄積するSocial Capitalが相手に対する信頼度や協調行動を促進する役割を果たすことが確認できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *研究開発 ,  *作業組織 ,  *人間関係 ,  可視化 ,  情報配布 ,  電子メール ,  *コミュニケーション ,  *信頼度 ,  マルチエージェントモデル ,  シミュレーション ,  協調作業 ,  Web【情報システム】
準シソーラス用語： WWW【通信】 ,  ウェブログ ,  メーリングリスト ,  信頼関係

分類 (2件)： 研究開発  (AA03000V) ,  システム工学一般  (IB01000S)

引用文献 (26件)：

• BARABASI, Albert-Laszlo. Linked : The New Science of Networks. 2002
• COHEN, D. In Good Company : How Social Capital Makes Organization Work. 2001
• CROSS, R. Making invisible work visible : Using social Network analysis to support strategic collaboration. California Management Review. 2002, 44, 25-46
• FUKUYAMA, Francis. Trust : The Social Virtues and the Creation of Prosperity. 1995
• HAOUR, Georges. RESOLVING THE INNOVATION PARADOX. 2004

タイトルに関連する用語 (7件)： CMC ,  活用 ,  R&D ,  組織 ,  信頼 ,  可視化 ,  研究