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J-GLOBAL ID：200902273401250962   整理番号：09A0280268

固体推進薬スラリの注型挙動シミュレーション

Flow simulation for Casting Process of Solid Propellant

著者 (6件)： 福永美保子 (IHIエアロスペース) ,  関野展弘 (IHIエアロスペース) ,  嶋田徹 (宇宙航空研究開発機構) ,  坪井伸幸 (宇宙航空研究開発機構) ,  大門優 (宇宙航空研究開発機構) ,  長谷川宏 (日油)
資料名： 航空原動機・宇宙推進講演会講演論文集(CD-ROM)  (Proceedings of Asia Joint Conference on Propultion and Power (CD-ROM))
巻： 49th  ページ： B10  発行年： 2009年 
JST資料番号： Z0894B  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 固体ロケット用のコンポジット推進薬は,燃料(バインダ)に酸化剤と金属の微粒子を混ぜて調合したスラリを注型・硬化させた不均質な複合材料である。固体ロケットの推力は「推進薬の燃焼面からのガス湧き出し量:燃焼面積×燃焼速度とノズルスロート径で決まる燃焼内圧履歴」で定まる。また着火後の燃焼圧力履歴は製造時の推進薬形状(空洞:燃焼面の形状)で略決まるため3次元で複雑な光芒形状(内面燃焼方式用)を採用する場合が多い。現在,推進薬の品質保証には製造工程の管理と検査(X線や超音波による内部欠陥確認)を併用するが,評価基準の多くは経験的(直接的対応関係は未確立)である。今回課題は「製造工程での条件・履歴や検査品質と製品の性能特性」間の関係を繋ぐツールの開発で「製造情報(工程での条件や検査品質など)からの製品性能(燃焼圧力特性)予測,又はその逆」の実現を目指す数値解析ツールの検討を示した。

シソーラス用語： *コンポジット推薬 ,  *固体ロケットエンジン ,  品質管理 ,  品質保証 ,  工程管理 ,  工程分析 ,  生産工程 ,  *注型 ,  *プロセスシミュレーション

分類 (2件)： ロケットエンジン  (PB02050J) ,  各種爆薬と推薬  (YE06020W)

タイトルに関連する用語 (5件)： 固体推進薬 ,  スラリ ,  注型 ,  挙動 ,  シミュレーション