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J-GLOBAL ID:200902279882332868   整理番号:09A1067951

渦解像北極海モデルを用いた太平洋起源水の輸送過程の解析 II

著者 (5件):
資料名:
巻: 2009  号: 春季  ページ: 38  発行年: 2009年03月23日 
JST資料番号: F0701C  資料種別: 会議録 (C)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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まずベーリング海峡通過流量の年平均値をWoodgate et al. [2005]によって提唱されている0.8Svとして与えると,夏季にベーリング海峡を通過した太平洋起源水の多くはバロー谷で流速極大を示すジェットの不安定化に伴って生じた傾圧渦によってカナダ海盆域に流入し,その後は海盆スケールの高気圧性循環に沿ってノースウィンド海嶺方面に輸送された。次に理想的な実験として,通過流量の年平均値を1.2Svまで増加させた実験では,渦生成とそれに伴う渦輸送が促進され,図1の破線を横切る太平洋起源水の輸送量が3倍程度増加した。一方,流量の年平均値を0.4Svまで減少させた実験では渦生成が著しく不活発になり,陸棚海盆間の輸送量が2割程度まで減少した。これらの結果はベーリング海峡通過流量と陸棚海盆間の太平洋起源水の輸送量が非線形関係にあることを示唆し,局所的な渦活動が後者に支配的な役割を担っていることを支持するものである。講演時には溝端ら[2008年春季大会]によって見積もられた1999年から2008年にかけての10日平均流量・熱フラックスをベーリング海峡に与える実験の結果についても報告する予定である。(著者抄録)
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分類 (1件):
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海洋の構造・力学・循環 

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