特許
J-GLOBAL ID:200903055825038900

希土類磁石スクラップの再生方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 広瀬 章一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2000-198771
公開番号(公開出願番号):特開2002-012921
出願日: 2000年06月30日
公開日(公表日): 2002年01月15日
要約:
【要約】【課題】 酸化の程度が著しい大型塊状、さらに小型塊状および粉末状のスクラップを溶解法で再生する方法を提供する。【解決手段】 下記第1工程ないし第4工程から構成する。第1工程:塩化カルシウムまたは塩化カルシウムと塩化バリウム、塩化マグネシウムおよび弗化カルシウムのうちから選ばれた1種以上との混合物のフラックス材を加熱溶融すること。第2工程:希土類磁石スクラップを、加熱溶融したフラックスに浸漬し、気体または液体状のCaをで表面酸化物を還元すること。第3工程:第2工程から回収された希土類磁石スクラップを、純水に接触させ、前記第2工程で副生成するカルシアおよび残留カルシウムを該水に溶解して除去すること。第4工程:第3工程から回収した希土類合金を加熱溶解して希土類磁石用原料合金を得ること。
請求項(抜粋):
下記第1工程ないし第4工程からなる希土類磁石スクラップの再生方法。第1工程:塩化カルシウムまたは塩化カルシウムと塩化バリウム、塩化マグネシウムおよび弗化カルシウムのうちから選ばれた1種以上との混合物から成るフラックス材を加熱溶融し、溶融フラックスとすること。第2工程:真空下または不活性雰囲気下において、希土類磁石スクラップを、加熱溶融した前記溶融フラックスに浸漬し、気体または液体状のカルシウムを600〜1200°Cの温度範囲内で該希土類磁石スクラップに作用させて該希土類磁石スクラップの表面酸化物を還元すること。第3工程:第2工程から回収された希土類磁石スクラップを、純水に接触させ、前記第2工程で副生成するカルシアおよび残留するカルシウムを該水に溶解して除去すること。第4工程:第3工程から回収した希土類磁石を真空下または不活性雰囲気下で加熱溶解して希土類合金用原料合金を得ること。
IPC (6件):
C22B 1/00 601 ,  B09B 3/00 ,  C22B 5/04 ,  C22B 7/00 ,  C22B 9/10 101 ,  H01F 41/02
FI (7件):
C22B 1/00 601 ,  C22B 5/04 ,  C22B 7/00 F ,  C22B 9/10 101 ,  H01F 41/02 G ,  B09B 3/00 303 A ,  B09B 3/00 304 J
Fターム (23件):
4D004AA21 ,  4D004AC05 ,  4D004BA05 ,  4D004CA29 ,  4D004CA37 ,  4D004CA40 ,  4D004CA50 ,  4D004CC03 ,  4D004CC11 ,  4K001AA10 ,  4K001AA39 ,  4K001BA22 ,  4K001CA06 ,  4K001DA05 ,  4K001DA06 ,  4K001DA08 ,  4K001EA02 ,  4K001EA03 ,  4K001GA19 ,  4K001HA07 ,  5E062CD04 ,  5E062CG02 ,  5E062CG03
引用特許:
審査官引用 (6件)
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