特許
J-GLOBAL ID:200903099707039673

周波数直接変調装置及び通信システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 鈴江 武彦 ,  河野 哲 ,  中村 誠 ,  蔵田 昌俊 ,  村松 貞男 ,  橋本 良郎
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-317261
公開番号(公開出願番号):特開2005-086545
出願日: 2003年09月09日
公開日(公表日): 2005年03月31日
要約:
【課題】 変調周波数の温度変動に起因して発生する、隣接する通信チャネルに対するノイズを抑えることができる周波数直接変調装置を提供することを目的としている。【解決手段】 フェイズ・ロックト・ループ6を介さずに、送信データDATAに依存した電圧を電圧制御発振器24の制御端子V1,V2に与えて周波数変調を行う周波数直接変調装置において、PLLロック時の端子電圧とオープン後の変調電圧のそれぞれの温度依存性をバリキャップダイオードの温度依存性に合うように設定したことを特徴としている。変調指数の温度依存性を極めて小さくすることができ、隣接チャネルへのパワー漏洩を抑制することができるので、隣接する通信チャネルに対するノイズを抑えることができる。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
第1制御端子に印加される第1電圧によって容量値が変化する第1電圧可変容量手段と、第2制御端子に印加される第2電圧によって容量値が変化する第2電圧可変容量手段とを備え、前記第1,第2制御端子に与えられた第1,第2電圧に対応する周波数で発振する電圧制御発振器と、 前記第1制御端子に接続され、前記電圧制御発振器の発振周波数を所定の周波数にロックした後、前記第1制御端子に印加する第1電圧を保持するフェイズ・ロックト・ループと、 前記第2制御端子に接続され、前記フェイズ・ロックト・ループのロック期間中に前記第2制御端子に第2電圧を印加し、前記フェイズ・ロックト・ループのロック期間後に、入力データに応じて前記第2制御端子へ印加する前記第2電圧を第3電圧だけ変化させた変調用の電圧を発生する電圧発生手段とを具備し、 前記第2電圧の温度依存性は、前記第2電圧可変容量手段における容量値を与える素子の2端子間の電位差の温度依存性より大きい ことを特徴とする周波数直接変調装置。
IPC (2件):
H04L27/12 ,  H03C3/00
FI (2件):
H04L27/12 Z ,  H03C3/00 B
Fターム (6件):
5K004AA01 ,  5K004AA04 ,  5K004BA02 ,  5K004EA03 ,  5K004EE04 ,  5K004EE07
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 変調用半導体集積回路
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2001-320677   出願人:株式会社日立製作所
  • 電圧制御発振器
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2000-172959   出願人:日本電信電話株式会社

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