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J-GLOBAL ID：201002216468435948   整理番号：10A1126200

桜島火山における反復地震探査(一回目)

The First Round of the Repeated Seismic Survey in Sakurajima Volcano, South Kyushu, Japan

著者 (36件)： 筒井智樹 (秋田大 工学資源) ,  井口正人 (京大 防災研) ,  為栗健 (京大 防災研) ,  上田義浩 (気象庁) ,  大島弘光 (北大 大学院理学研究科) ,  植木貞人 (東北大 大学院理学研究科) ,  大湊隆雄 (東大 地震研) ,  及川純 (東大 地震研) ,  市原美恵 (東大 地震研) ,  野上健治 (東京工大 火山流体研究セ) ,  中道治久 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  大倉敬宏 (京大 大学院理学研究科) ,  清水洋 (九大 大学院理学府) ,  宮町宏樹 (鹿児島大 理) ,  八木原寛 (鹿児島大 理) ,  前川徳光 (北大 大学院理学研究科) ,  堀川信一郎 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  吉川慎 (京大 大学院理学研究科) ,  園田忠臣 (京大 防災研) ,  平野舟一郎 (鹿児島大 理) ,  末峯宏一 (気象庁) ,  林幹太 (気象庁) ,  加藤幸司 (気象庁) ,  長尾潤 (気象庁) ,  池亀孝光 (気象庁) ,  松末伸一 (気象庁) ,  五藤大仁 (気象庁) ,  河野太亮 (気象庁) ,  簗田高広 (東北大 大学院理学研究科) ,  田中窓香 (東北大 大学院理学研究科) ,  渡辺竜一 (秋田大 工学資源) ,  長岡優 (東大 地震研) ,  前原祐樹 (東京工大 火山流体研究セ) ,  吉田沙由美 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  小林由実 (名古屋大 大学院環境学研究科) ,  栢橋志郎 (九大 大学院理学府)
資料名： 京都大学防災研究所年報(CD-ROM)  (Abstracts for Annuals. Disaster Prevention Research Institute, Kyoto University (CD-ROM))
号： 53  ページ： ROMBUNNO.53B,29  発行年： 2010年10月20日 
JST資料番号： S0431B  ISSN： 0386-412X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鹿児島県桜島火山において火山活動にともなう構造変化の検出を目的とした反復地震探査を行った。桜島火山は2009年10月以降,噴火活動が昭和火口において活発化している。このような火山活動の推移を背景に2008年探査測線の一部を再現して人工地震探査を行った。地震探査測線は15点の発破点と263点の臨時観測点で構成された。このうち再現された測線は7点の再現発破点と219点の再現臨時観測点で構成された。測線の再現にあたり,火山地帯特有の困難に直面したが202点が同一点への再設置に成功した。同じ薬量の以前の観測と比較すると,今回の発破では0.6から2.9倍の最大振幅の記録が得られた。今回得られた記録では目立った初動走時の変化は認められないが,北東部における観測記録の一部の後続相の出現様式に系統的な変化が認められる。したがって桜島火山の活動にともなう構造変化の検出につながるデータであることが期待される。(著者抄録)

シソーラス用語： *火山 ,  火山活動 ,  *変化 ,  *地震探査 ,  発破 ,  観測 ,  装薬 ,  振幅
準シソーラス用語： *構造変化 ,  *桜島火山 ,  *人工地震探査

分類 (2件)： 地質構造・テクトニクス  (DE04030Y) ,  地震探査  (DE10030B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 桜島火山 ,  反復 ,  地震探査