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J-GLOBAL ID:201002234554625626   整理番号:10A0460951

乾燥木材の細胞壁中の細孔およびメソ細孔

Micropores and mesopores in the cell wall of dry wood
著者 (5件):
資料名:
巻: 56  号:ページ: 107-111  発行年: 2010年04月25日 
JST資料番号: L3386A  ISSN: 1435-0211  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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乾燥木材の細胞壁中の微小孔およびメソ細孔を調べるために,乾燥木材上へのCO2ガスおよびN2ガス吸着を氷水温度(273K)および液体窒素温度(77K)で測定した。HK法(Horvath-Kawazoe法)による0.6nmより小さな細孔容積を測定するために,得られたCO2ガス吸着等温式を使用し,またBarrett-Joyner-Halenda(BJH)法により2nmと50nmの間のメソ細孔容積を測定するために,得られたN2ガス吸着等温式を使用した。細孔およびメソ細孔は乾燥木材の細胞壁中に存在し,また累積細孔容積はメソ細孔に対してよりも細孔に対してずっと大きい。乾燥木材の細胞壁中の細孔は熱処理温度の上昇と共に減少し,また減少した細孔は湿潤と乾燥によって再生できる。メソ細孔は熱処理温度の上昇と共にそれ程多くは減少しない。針葉樹ヒノキおよび広葉樹ブナに対する細孔容積を比較した。より多量の細孔が針葉樹ヒノキよりも広葉樹ブナ中に存在するが,この関係は膨潤状態のヒノキおよびブナにおけるリグニンに関する熱軟化特性の差に相当すると考えられる。この結果はおそらく,乾燥木材の細胞壁中の細孔がリグニンの構造に関連していることを示している。(翻訳著者抄録)
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