文献

J-GLOBAL ID：201002236101746972   整理番号：10A0348915

異なる地域で生産しているブナ苗の生育状況比較

著者 (4件)： 小山泰弘 (長野県林総セ) ,  小林聖一 (長野県北信地事) ,  今井信 (長野県松本地事) ,  戸丸信弘 (名大 院)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 58  ページ： 27-28  発行年： 2010年03月19日 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 長野県内各地で育苗中のブナ苗木の生育状況を調査した。今回調査した苗木は,県北部の多雪地域を産地とするものだったが,中部の寡雪地域の苗畑では苗木の先端部分が枯死する先枯れ症状が発生していた。一方,先枯れ症状は,県北部の多雪地域の苗畑では観察されず,健全な成長を見せていた。この傾向は生産者自身も認識しており,少なくとも長野県北部の多雪地域産のブナを寡雪地域へ動かすと,育苗段階において成長への悪影響が出る可能性が高いことが分かった。(著者抄録)

シソーラス用語： *ブナ ,  *苗木 ,  育苗 ,  植物成長 ,  積雪寒冷地 ,  地域差 ,  長野県

分類 (1件)： 森林の人工更新  (FF03020L)

タイトルに関連する用語 (4件)： 地域 ,  ブナ ,  苗 ,  生育状況