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J-GLOBAL ID：201002243302139400   整理番号：10A0327028

北海道忍路湾におけるネット植物プランクトン群集の長期変動(1984-2004年)

Long-term changes in the abundance and community structure of net-phyplankton in Oshoro Bay, Hokkaido

著者 (5件)： 福井大介 (北大 大学院水産科学研究院) ,  北辻さほ (北大 大学院水産科学研究院) ,  池田勉 (北大 大学院水産科学研究院) ,  志賀直信 (北大 大学院水産科学研究院) ,  山口篤 (北大 大学院水産科学研究院)
資料名： 日本プランクトン学会報  (Bulletin of Plankton Society of Japan)
巻： 57  号： 1  ページ： 30-40  発行年： 2010年02月26日 
JST資料番号： Y0113A  ISSN： 0387-8961  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石狩湾南西部の忍路湾における長期間の調査に基づいて,植物プランクトンの現存量(細胞数密度)と群集構造の長期変動と環境要因との関係を調べた。1984~2004年に同湾で植物プランクトンの採集と海洋環境データの測定を行い,植物プランクトン群集の類似度をクラスター分析した。その結果,優占する5つの主要な出現グループの季節遷移を明らかにした。植物プランクトン細胞数を左右する環境要因は季節によって異なることを示した。

シソーラス用語： *植物プランクトン ,  *生態学 ,  変動 ,  *生態遷移 ,  湾 ,  季節的変動 ,  優占種 ,  生物分類 ,  組成 ,  海面水温 ,  *生息分布
準シソーラス用語： 環境要因 ,  季節変動 ,  *群集構造 ,  種組成 ,  *植生遷移 ,  長期変動 ,  忍路湾

分類 (3件)： プランクトン  (FH02050R) ,  植物生態学  (EE02000E) ,  海洋物理学一般  (DC06010K)

引用文献 (29件)：

• AEBISCHER, N. J. Parallel long-term trends across four marine trophic levels and weather. Nature. 1990, 347, 753-755
• ADRIAN, R. Life-history traits of lake plankton species may govern their phenological response to climate warming. Global Change Biol. 2006, 12, 652-661
• CHIBA, S. Interdecadal change in the upper water column environment and spring diatom community structure in the Japan Sea : an early summer hypothesis. Mar. Ecol. Prog. Ser. 2002, 231, 23-35
• CHIBA, S. Increased stratification and decreased lower trophic level productivity in the Oyashio region of the North Pacific : A 30-year retrospective study. J. Oceanogr. 2004, 60, 149-162
• 千葉早苗. プランクトン群集は語る-環境変動と生態系変動. 月刊海洋号外. 2001, 27, 12-18

タイトルに関連する用語 (5件)： 北海道 ,  ネット ,  植物プランクトン ,  群集 ,  長期変動