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J-GLOBAL ID：201002245677322522   整理番号：10A1129687

ランダムフォレスト法を用いた動作検索

著者 (3件)： 浜田祐一 (豊橋技科大) ,  栗山繁 (豊橋技科大) ,  向井智彦 (豊橋技科大)
資料名： 電子情報通信学会論文誌 D  (IEICE Transactions on Information and Systems (Japanese Edition))
巻： J93-D  号： 11  ページ： 2516-2524  発行年： 2010年11月01日 
JST資料番号： S0757C  ISSN： 1880-4535  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本論文では人体動作データをクエリとして用い,類似した動作データを高い精度で検索する手法を提案する。本手法では同じ意味を含むデータを検出するために,演技者の体形差や体力差等の影響を受けにくい相対的な多数個の動作特徴を用いる。そして,個人的な揺らぎや測定誤差を含むデータを高精度に識別して検索する機構をランダムフォレスト法を用いて構築する。この機構によって,各動作データに対するインデックスが学習時に指定される動作カテゴリーへの分布確率で与えられ,そのインデックスを用いて動作間の類似度が算出される。ゆえに,既存の手法では困難であったデータ間の高速な類似度判定に基づくランキング検索が実現される。大量のデータを用いた実験により,時間長100分程度の様々な動作に対して高い識別精度を確認した。(著者抄録)

シソーラス用語： 計算機アルゴリズム ,  ディシジョンツリー ,  *データ検索 ,  *動作 ,  情報検索 ,  モーションキャプチャ ,  度 ,  類似性 ,  機械学習 ,  コンピュータグラフィックス
準シソーラス用語： ランダムフォレスト ,  *人体動作 ,  類似検索 ,  類似度

分類 (2件)： 図形・画像処理一般  (JE04010I) ,  検索技術  (AC06020S)

引用文献 (13件)：

• M. Muller, T. ROder, and M. Clausen,“Efficient content-based retrieval of motion capture data,” ACM Trans. Graphics, vol.24, no.3, pp. 677-685, 2005.
• M. Muller and T. Riider,“Motion templates for automatic classification and retrieval of motion capture data,” Proc. SIGGRAPH Symposium on Computer Animation, pp. 137-146, 2006.
• M. Muller, B. Demuth, and B. Rosenhahn,“An evolutionary approach for learning motion class patterns,” DAGM, pp. 365-374, 2008.
• 脇坂健一, 向井智彦, 栗山 繁, “帰納推論を用いた動作のセマンティクス解析,”Visual Computing/グラフィクスとGAD合同シンポジウム2007, pp. 151-156, 2007.
• T. Mukai, K. Wakisaka, and S. Kuriyama,“Generating concise rules for human motion retrieval,” IEICE Trans. Inf.& Syst., vol. E93-D, no.6, pp. 1636-1643, June 2010.

タイトルに関連する用語 (2件)： ランダムフォレスト法 ,  検索