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J-GLOBAL ID:201002256674410120   整理番号:10A0956028

透過型電子顕微鏡法によって研究したTi-12mass%V-2mass%Al合金の六方晶α′マルテンサイトの相変態と時効硬化

Phase transformation and age-hardening of hexagonal α′ martensite in Ti-12mass%V-2mass%Al alloys studied by transmission electron microscopy
著者 (5件):
資料名:
巻: 506  号:ページ: 607-614  発行年: 2010年09月17日 
JST資料番号: D0083A  ISSN: 0925-8388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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Ti-12mass%V-2mass%Al合金のα′マルテンサイトのミクロ組織と分解を透過型電子顕微鏡法(TEM)と走査透過型電子顕微鏡法(STEM)によって研究した。焼入れままの合金は六方晶α′マルテンサイトの針状組織を示した。顕著な時効硬化を300と400°Cにおいて時効後の合金に観察した。377Hvまで高い硬さを400°Cで24時間時効後の合金に対して得た。時効硬化は微細なβ析出物が一次α′マルテンサイトプレート内に核生成したことに起因すると考えられる。これらの微細な針状析出物,長さ約50nm,を明コントラストである高角度散乱暗視野(HAADF)STEMを用いて同定し,β析出物のバナジウムリッチ組成を示した。時効温度の上昇につれて,バナジウムの分割が顕著になり,平衡αおよびβ相に向けての相分解を示す。α′マルテンサイトの相分解とα/β二相構造の生成を500°Cで24時間時効後観察し,それが硬さの急激な減衰に帰着した。大きなβ析出物のプレート状三次元形状をHAADF-STEM電子トモグラフィによって示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
組織的硬化現象  ,  金属相変態 

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