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J-GLOBAL ID:201102202963463261   整理番号:11A0895399

高専フロントランナー~活躍する高専教員~KOSENネットワークを活かした産学連携による環境技術の開発・実用化

著者 (2件):
資料名:
巻: 15  号:ページ: 33-36  発行年: 2010年01月30日 
JST資料番号: L8067A  ISSN: 1884-5444  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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産学連携事例として,高専ネットを活かし,リン酸カルシウム塩を用い環境中フッ化化合物などの高度処理技術を開発した。高専主催「エコテクノロジーに関するアジア国際シンポジウム」で,中国で地下水フッ素/ヒ素汚染による健康被害を知った。虫歯予防のフッ素塗布に注目した。歯表面の水酸化アパタイトは酸でリン酸水素カルシウム二水和物(DCPD)に転化し,更にフッ素化合物イオンと反応し虫歯予防に有効なFApが生じる。このDCPDの反応を調べ,フッ化物不溶化が可能と分った。文科省研究費で更に検討しDCPDの反応では数時間遅れでFAp(フッ化アパタイト)が生成すると分り,検討し速やかにFApとして不溶化できた。この産業化でNEDOに採択された。路盤材用に石膏リサイクル時,数~数千mg/kg含まれるフッ素化合物が土壌へ溶出し問題となる。また廃石膏ボードリサイクルでは石膏中不純物評価技術が必要で,環境省に採択された。DCPDで石膏からのフッ素化合物溶出を制御でき,フッ素汚染土壌でも溶出を防げた。成果は得られたが,DCPDのコストが障害で試作・製造することとなり,NEDOで採択された。世界最大規模リン酸塩メーカーの協力も得られた。
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分類 (4件):
分類
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その他の汚染原因物質  ,  水質汚濁一般  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  塩 
引用文献 (10件):
  • 1) L.C.Chow, W.E.Brown,J.Dent. Res., Vol.52,pp.1220-1227 (1973)
  • 2) M. Tafu, S. Kagaya, T. Chohji, Anal. Sci., Vo1. 17, pp.i753-756 (2001)
  • 3) 袋布,丁子,J. Ceram. Soc. Jpn.,Vol. 113,pp.263-267(2005)
  • 4) 門間,上野,Gypsum 〓Lime,No. 172, pp.101-107(1981)
  • 5) 朝日新聞,2006年12月8日夕刊9面
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