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J-GLOBAL ID：201102204536327112   整理番号：11A1157948

石炭灰とスラグ 製鋼スラグと腐植物質による生態系修復技術の受容性

Coal Ash and Slag: Risk Assessment of Green Remediation for Coastal Eco-system Using Steel Slag and Humic Substances

著者 (4件)： 駒井武 (産業技術総合研) ,  川辺能成 (産業技術総合研) ,  原淳子 (産業技術総合研) ,  大塚敬嗣 (日鉄環境エンジニアリング)
資料名： Journal of the Japan Institute of Energy  (Journal of the Japan Institute of Energy)
巻： 90  号： 5  ページ： 449-454  発行年： 2011年05月20日 
JST資料番号： F0217A  ISSN： 0916-8753  CODEN： JJIECE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 沿岸海域における磯焼けを回復させる生態系修復技術として,製鋼スラグと腐植物質を用いた腐植酸鉄の形成による新手法が注目されており,下記事項などについて解説した。1)本検討の着眼点(腐植酸鉄の効果と環境安全性に関するリスク評価),2)磯焼けの原因と生態系修復のメカニズム,3)腐植酸鉄に関する基礎的な検討,a)腐植物質の化学分析,b)可溶性鉄分と腐植酸との錯体形成効果,c)二価鉄含有物によるフルボ酸鉄の生成促進,d)腐植様物質と製鋼スラグの併用における鉄の溶出量,e)環境微生物の作用と長期安定性,4)製鋼スラグと腐植物質の環境リスク評価の考え方,5)地圏環境リスク評価システムGERASの概要,6)製鋼スラグによる重金属等の溶出抑制,7)本技術の受容性。

シソーラス用語： *製鋼スラグ ,  *腐植 ,  フミン酸 ,  土壌改良剤 ,  *リスク評価 ,  *保全 ,  環境修復 ,  *修復活動 ,  *バイオレメディエーション ,  *生態遷移 ,  フルボ酸 ,  重金属汚染 ,  溶出
準シソーラス用語： GERAS ,  *環境リスク評価 ,  腐植酸 ,  *腐植物質 ,  *生態系保全 ,  *生物的環境修復 ,  *磯焼け ,  環境安全性 ,  環境リスク

分類 (3件)： 海藻類  (FH02040G) ,  自然保護  (SB06000L) ,  資源回収利用  (SC05060V)

引用文献 (8件)：

• 松永克彦. 森が消えれば海も死ぬ. 1983
• 西岡純. 2002年度日本海洋学会春季大会講演要旨集. 2002, 238
• 今井登. 日本の地球化学図. 2004
• 駒井武. 腐植物質と金属元素の相互作用を活用した生態系修復の基礎的研究. 第17回環境地質シンポジウム論文集, 2007. 2007, 109-117
• FUKUSHIMA, M. JOURNAL OF ANALYTICAL AND APPLIED PYROLYSIS. 2009, 86, 200-206

タイトルに関連する用語 (7件)： 石炭灰 ,  スラグ ,  製鋼スラグ ,  腐植物質 ,  生態系 ,  修復 ,  受容性