抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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本研究では,オホーツク海沿岸の潮位計データと衛星海面高度計データを併用することによって,冬季におけるオホーツクの水位変動の時空間特性を明らかにすると共に,過去に提唱されている理論に基づいて,水位変動メカニズムを検証した。潮位計データより,オホーツク海沿岸域では,冬季に水位が上昇するというコヒーレントな水位変動が卓越していることがわかった。このコヒーレントな水位変動の大部分は,沿岸捕捉流(ATW)の理論[Csanady,1978]によってよく説明される。この沿岸域の水位変動は,沿岸流を通じて,オホーツク海上層の熱フラックスとして重要な役割を担っている可能性がある。(著者抄録)