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J-GLOBAL ID：201102257990112852   整理番号：11A0611615

下層植生が欠落した針広混交林での施業~ニホンジカが増加している地域での防護柵の効果~

著者 (3件)： 小山泰弘 (長野県林総セ) ,  山内仁人 (長野県林総セ) ,  岡田充弘 (長野県林総セ)
資料名： 中部森林研究  (Chubu Forestry Research)
号： 59  ページ： 31-34  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： L2363A  ISSN： 1342-971X  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 下層植生が欠落した針広混交林で,下層植生を発達させ,表土の保全をはかるため,2001年に受光伐を行ったが,下層植生は発達しなかった。その原因としてニホンジカによる影響が考えられたため,2007年に施業区の一部を防護柵で保護した。その結果,防護柵内では設置翌年から下層植生が発達し,3年後の2010年には,柵内の植被率が70%を超え,植物種数も増加した。このことから,ニホンジカの生息数が増加している地域では,ニホンジカへの対策を含めた施業が不可欠であると判断できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *植生 ,  *ニホンジカ ,  *防護柵 ,  伐木 ,  *植物成長 ,  表層土 ,  増加 ,  災害対策 ,  作業
準シソーラス用語： *下層植生 ,  下層植生欠落 ,  *施業対策 ,  受光伐 ,  獣害対策 ,  植被率 ,  植物種増加 ,  *針広混交林 ,  表土保全

分類 (2件)： 森林保育  (FF03040H) ,  有害動物による植物被害一般  (FC04071D)

タイトルに関連する用語 (7件)： 下層植生 ,  欠落 ,  針広混交林 ,  施業 ,  ニホンジカ ,  地域 ,  防護柵