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J-GLOBAL ID：201102260307002029   整理番号：11A0961979

CO₂排出量を考慮した分散EMSの多期間問題への拡張

A Multiple Period Problem in Distributed Energy Management Systems Considering CO₂ Emissions

著者 (5件)： 室田勇輝 (大阪大 大学院工学研究科) ,  宮本俊幸 (大阪大 大学院工学研究科) ,  森一之 (三菱電機 先端技総研) ,  北村聖一 (三菱電機 先端技総研) ,  山本隆也 (三菱電機 先端技総研)
資料名： 計測自動制御学会論文集  (Transactions of the Society of Instrument and Control Engineers)
巻： 47  号： 4  ページ： 200-208  発行年： 2011年04月30日 
JST資料番号： S0104A  ISSN： 0453-4654  CODEN： KJSRA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地球環境の保全に関して,温暖化の主因と考えられているCO2排出量の規制が21世紀の最重要課題の一つである。本稿ではCO2排出量枠のもとで,エネルギー売買を考慮した機器運転計画の最適化によって消費コストの削減を目指す問題を考察した。筆者らは余剰エネを群内で流通させ,群全体の消費コスト(群コスト)の削減を目指すマルチエージェントシステムとして,分散エネ管理システム(EMS)を提案している。また,市場指向プログラミングを用いた手法(MOP手法)を提案し,単一期間における分散EMSに適用してきた。しかし,エネ需要量,エネ価格,機器特性などの変動を考慮した多期間にわたる機器運転計画を立案することが望ましい。本稿では,多期間分散EMSにおけるMOP手法を提案し,供給計画問題に対する分割解法を提案した。

シソーラス用語： *二酸化炭素 ,  排出量 ,  *運転 ,  *計画 ,  *装置 ,  地球温暖化 ,  *取引 ,  *エネルギー ,  *管理システム ,  市場 ,  期間 ,  *二酸化炭素排出量
準シソーラス用語： CO2 ,  *CO2排出量 ,  CO2排出量削減 ,  *EMS【環境】 ,  *エネルギーマーケット ,  *エネルギー売買 ,  *運転期間 ,  運用計画 ,  機器 ,  *機器運転計画 ,  売買

分類 (1件)： エネルギー利用と環境との関係  (LE01000E)

引用文献 (13件)：

• 後呂. 遺伝的アルゴリズムによる地域冷暖房プラントの運転計画. 信学論 A. 2001, J84-A, 11, 1346-1355
• ARROYO, J. M. Multi-Period Probabilistic Production Cost Model Including Dispatch Constraints. IEEE Trans. on Power Systems. 2000, 15, 2, 1082-1090
• GONZALEZ-MONROY, L. I. Financial costs and environmental impact optimization of the energy supply systems. International Journal of Energy Research. 2002, 26, 27-44
• CORMIO, C. A regional energy planning methodology including renewable energy sources and environmental constraints. Renewable and Sustainable Energy Reviews. 2003, 7, 99-130
• DICORATO, M. Environmental-constrained energy planning using energy-efficiency and distributed-generation facilities. Renewable Energy. 2008, 33, 1297-1313

タイトルに関連する用語 (3件)： CO2排出量 ,  EMS ,  拡張