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J-GLOBAL ID:201102265800852882   整理番号:11A1298306

東モンゴルでの極端気象現象に適用した力学的ダウンスケーリングのパフォーマンス:2008年5月26日の強烈暴風の事例解析

Performance of Dynamic Downscaling for Extreme Weather Event in Eastern Mongolia: Case Study of Severe Windstorm on 26 May 2008
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 117-120 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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全球気象予報にあっては,低気圧と寒冷前線を伴う局地的極端気象現象の予測は,水平解像度が粗いため充分なパフォーマンスが得られない。この研究では,メソモデルを用いた力学的ダウンスケーリング(DD)によって,2008年5月26-27日に発生した東モンゴルの強烈暴風をシミュレートした場合のパフォーマンスについて検討した。その結果によると,著者らのDD実験は暴風の風と気温の分布を総合的に捉えることに成功していた。シミュレートした気温と風速の急変のタイミングとその振幅は,全球大気データから得られたものよりも観測値に良く合致した。これはDDによってモンゴルの極端暴風の予測が可能なことを示している。ネスト領域の解析によると,中間的な解像(27km)であってもDDはシビアストームをシミュレートするパフォーマンスに決定的な影響を与えており,更なるネスティング(9と3km)ではその改善に役立っているすことが判明した。風速は3kmメッシュ領域にあっても観測値よりも過小評価にはなるものの,水平解像度が増すにつれて最大風速は観測値に近づいていく。一方,気温急変については,低解像度領域でも良く捉えられており,気温変化と最大風速とでは要求される水平解像度が異なることを示唆している。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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中小規模擾乱,降水特性 
引用文献 (17件):

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