特許
J-GLOBAL ID:201103051024486173

移動ベクトル検出装置、移動ベクトル検出方法および移動ベクトル検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  勝 治人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2006-110090
公開番号(公開出願番号):特開2007-286690
特許番号:特許第4538426号
出願日: 2006年04月12日
公開日(公表日): 2007年11月01日
請求項(抜粋):
【請求項1】 移動対象を含む画像を入力する画像入力手段と、 入力された前記画像を時系列に蓄積する画像蓄積手段と、 蓄積された前記画像を読み出して、前記画像毎に異なる空間解像度を有する階層画像を生成して階層画像蓄積手段に蓄積する階層画像生成手段と、 画像上の位置の輝度値を自己回帰モデルまたは多項式回帰モデルに適用し、時系列画像間の輝度変動量(=(∂E(x)/∂t)+∇E(x)・Δt・v(x,t))(但し、vは位置xにおける時刻tでの速度ベクトル、Eは位置xの輝度値、Δtは離散化した時間幅)が当該自己回帰モデルまたは当該多項式回帰モデルに従うとした輝度変動方程式F1を導出し、当該式F1に対して前記画像上の位置の輝度の発散度および渦度を拘束条件に用いた式F2を定義し、前記式F1と前記式F2との和を最小化することを目的とした目的関数を導出して目的関数格納手段に格納する目的関数導出手段と、 格納された前記目的関数を読み出して、連続する2枚の前記画像に対する前記階層画像のうち空間解像度の低い2枚の前記階層画像の輝度値を前記目的関数に代入し、当該目的関数の前記発散度の誤差および前記渦度の誤差が収束するまで繰り返し演算することで前記移動対象の速度ベクトルを仮推定して速度ベクトル格納手段に格納する速度ベクトル仮推定手段と、 格納された前記目的関数と前記速度ベクトルとを読み出して、当該速度ベクトルと次に空間解像度の高い2枚の前記階層画像の輝度値とを前記目的関数に代入し、当該目的関数の前記発散度の誤差および前記渦度の誤差が収束するまで繰り返し演算することで前記移動対象の前記速度ベクトルを推定して速度ベクトル格納手段に格納する速度ベクトル推定手段と、 を有することを特徴とする移動ベクトル検出装置。
IPC (1件):
G06T 7/20 ( 200 6.01)
FI (1件):
G06T 7/20 B
引用特許:
出願人引用 (3件) 審査官引用 (3件)

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