特許
J-GLOBAL ID:201103054897246976

故障診断装置、プログラム及び記録媒体

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (8件): 杉村 興作 ,  高見 和明 ,  徳永 博 ,  岩佐 義幸 ,  藤谷 史朗 ,  来間 清志 ,  冨田 和幸 ,  花村 泰伸
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2005-205847
特許番号:特許第3808893号
出願日: 2005年07月14日
要約:
【課題】MFMからFTA及び/またはFMEAを自動生成することが可能な故障診断装置、プログラム及び記録媒体を提供する。 【解決手段】FTA生成部10は、目標、機能、機能間の関係、機能と目標との間の関係、機能とそれを実現するコンポーネントとの間の関係が、組織的かつ有機的に表現されたMFM情報30、コンポーネントに故障が発生した場合に故障とコンポーネントの挙動との関係を表現したコンポーネント振る舞い情報(Cb-Knowledge)45を含むMFM附随情報40、及び、機能が変化した場合にそれが波及する影響を定義した影響波及ルール50をHD5から読み出し、FTA情報60を生成する。FMEA生成部20は、MFM情報30、MFM附随情報40及び影響波及ルール50をHD5から読み出し、FMEA情報70を生成する。 【選択図】図6
請求項(抜粋):
【請求項1】 システムの故障診断を行うための情報を、MFMを用いて生成する故障診断装置であって、 システムの目標を達成するための流れ構造を、システムを構成するコンポーネントが有する機能を用いて表現したMFM情報、 コンポーネントに故障が発生した場合の挙動変化、故障モード及び故障原因を含むコンポーネント振る舞い情報、 システムの危険状態、該危険状態となるコンポーネント、及び該危険状態の優先順位を含む危険状態情報、 機能が変化した場合に波及する影響が定義された影響波及ルール、 コンポーネントの操作及び該操作による挙動を含む操作情報、 機能に対する要求が変化した場合の波及が定義された要求波及ルール、及び、 目標の達成度を、機能の変化に対する定性的または定量的な関数で表現した機能目標情報が記憶された記憶部と、 該記憶部からコンポーネント振る舞い情報を読み出し、該コンポーネント振る舞い情報に含まれるコンポーネント、故障モード及び故障原因を抽出し、 前記記憶部からMFM情報、影響波及ルール及び機能目標情報を読み出し、影響波及ルールに従って、前記抽出した故障原因の挙動変化を、故障原因となるコンポーネント以外の他の全てのコンポーネントが正常に動作することを前提にして、MFM情報の流れ構造に沿って伝播させ、機能目標情報から、機能の流れが達成する目標の達成度の変化を推定し、該目標の達成度の変化をシステムに与える影響として設定し、 前記抽出した故障モードによって危険状態を引き起こす故障原因の数を、コンポーネント振る舞い情報から故障モード毎に故障原因個数として設定し、 前記記憶部から危険状態情報を読み出し、該危険状態情報に含まれる危険状態の優先順位を危険優先度として設定し、 前記記憶部から操作情報及び要求波及ルールを読み出し、要求波及ルールに従って、挙動変化の要求をMFM情報の流れ構造に沿って伝播させ、影響波及ルールに従って、要求を満足させたときの影響をMFM情報の流れ構造に沿って伝播させ、操作情報に含まれるコンポーネントが実現する操作を、危険状態を回避するための対応操作として設定し、 前記影響波及ルールに従って、前記抽出した故障原因の挙動変化を、MFM情報の流れ構造に沿って伝播させ、伝播対象となったコンポーネントの挙動を、故障原因を検知するための検知方法として設定し、 前記抽出したコンポーネント、故障モード及び故障原因、並びに、前記設定したシステムに与える影響、故障原因個数、危険優先度、対応操作及び検知方法を含むFMEA情報を生成するFMEA生成部とを備えたことを特徴とする故障診断装置。
IPC (2件):
G05B 23/02 ( 200 6.01) ,  G05B 19/418 ( 200 6.01)
FI (4件):
G05B 23/02 T ,  G05B 23/02 301 Y ,  G05B 23/02 302 Y ,  G05B 19/418 Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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