文献

J-GLOBAL ID：201202217922725434   整理番号：12A1209360

BPCSステガノグラフィ法における複雑度分布を用いた複雑領域判定の閾値の再設定

Reevaluation of Threshold Levels for Judging Complexity Boundary Using Distributions of Complexity in BPCS Steganography Technique

著者 (3件)： 原田翔平 (北大 大学院情報科学研究科) ,  KANG Seok (北大 大学院情報科学研究科) ,  坂本雄児 (北大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 112  号： 129(EMM2012 1-34)  ページ： 1-8  発行年： 2012年07月12日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,BPCSステガノグラフィ法において埋め込み後の画像の劣化度と埋め込み率それぞれの分散値を低減する手法を提案する。提案手法では,複雑度判定によって得られた複雑度とその複雑度を持つマクロブロックの個数からなる複雑度分布を用いて,複雑領域判定に使用する閾値を再設定する。その際,秘匿情報と擬似乱数との排他的論理和を求めてビット列を変化させることで,埋め込み後の画像に縦線状のノイズが生じるのを防ぐ。標準画像に対して複雑度分布を用いて閾値修正を行い,得られた新たな閾値を用いてテキストデータを埋め込み,画像の劣化度と埋め込み率それぞれの分散値の低減を確認し,提案手法の有効性を確かめた。(著者抄録)

シソーラス用語： *分解 ,  分布 ,  *閾値 ,  画像 ,  埋込み【挿入】 ,  分散【variance】 ,  擬似乱数 ,  劣化 ,  判定基準 ,  論理演算
準シソーラス用語： *ステガノグラフィ ,  ビット平面 ,  マクロブロック ,  排他的論理和 ,  *複雑度 ,  画像劣化

分類 (2件)： データ保護  (JD01020V) ,  統計学  (AB08000H)

タイトルに関連する用語 (5件)： ステガノグラフィ ,  複雑度 ,  分布 ,  閾値 ,  再設定