抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2008年7月28日に富山県南西部(旧福光町)の太谷川流域で豪雨災害が発生した。この災害は,時間雨量132mm,日雨量272mmという記録的な降雨により,渓岸沿いの侵食・小崩壊,土石流や倒木・流木等が発生したというものであった。災害地形判読図から土地被覆(崩壊,侵食,流送,堆積,広葉樹,針葉樹ほか)データを,また,10mメッシュDEMから各種地形データ(斜面傾斜,縦断曲率,横断曲率,SAGA Wetness Index(SAGA-GISが算出する土壌水分指数),Normalized Height(斜面高と谷深度から求める正規化指数)ほか)を作成し,被害に影響を及ぼした要因を探索した。ツリー解析の結果,被害と無被害(面積割合で5%と95%)を分けたのは,第1にNormalized Height(小さければ被害),第2にSAGA Wetness Index(大きければ被害)であった。(著者抄録)