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J-GLOBAL ID:201202245434167426   整理番号:12A0097818

将来気候変化に対する雪/氷と雲のレスポンス

Snow/Ice and Cloud Responses to Future Climate Change around Hokkaido
著者 (2件):
資料名:
巻:ページ: 205-208 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: U0028A  ISSN: 1349-6476  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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北海道周辺の冬の気候は雪と海氷の変動に対する感度が非常に高い。擬似温暖化法(PGW)に基づいた領域気候モデルを用いて,北海道周辺の豪雪地帯の将来気候変化について研究した。PGW実験の境界条件は,6時間間隔再解析値と日々の地表温度データに,結合大循環モデルによりシミュレートされた将来(2090年台)と過去(1990年台)の気候の差を加算して求めた。PGW実験の結果によると,積雪深は山岳地帯で顕著に減少している。しかし,冠雪の減少は主に平野部であり,それにより雪面アルベドの減少を通じて地表昇温を加速させている。積雪が縮減しているにもかかわらず,水蒸気濃度の増強のために山岳地帯の降水量は増加している。しかし,日本海と周辺沿岸域の降水の減少は,ユーラシア大陸からの北西寒気とオホーツク海高気圧循環との間の収束によって形成された収束雲バンドの弱体化があることを示唆している。この結果は,メソ規模気候システムにおける日本海とオホーツク海の将来気候変化に対する雲のレスポンスの違いを際立たせている。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気候学,気候変動 
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