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J-GLOBAL ID：201202268289309225   整理番号：12A0385335

波長多重を用いた高速量子鍵配付システムのフィールド伝送実験

A field test of high-speed wavelength-division multiplexing quantum key distribution system

著者 (11件)： 吉野健一郎 (NEC システムプラットフォーム研) ,  藤原幹生 (情報通信研究機構) ,  田中聡寛 (NEC システムプラットフォーム研) ,  高橋成五 (NEC システムプラットフォーム研) ,  南部芳弘 (NEC グリーンイノベーション研) ,  富田章久 (北大 大学院情報科学研究科) ,  三木茂人 (情報通信研究機構) ,  山下太郎 (情報通信研究機構) ,  WANG Zhen (情報通信研究機構) ,  佐々木雅英 (情報通信研究機構) ,  田島章雄 (NEC システムプラットフォーム研)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 111  号： 411(OCS2011 105-118)  ページ： 35-38  発行年： 2012年01月19日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 波長多重技術と専用の鍵蒸留ハードウェアを用いた高速量子鍵配付システムを開発した。データの符号化に使用する干渉計を8波長で共有することによりシステムのサイズ,コスト,煩雑さを低減することができる方式を採用した。鍵蒸留ハードウェアは波長多重による大量のデータを1Mbitのブロックサイズでリアルタイムに処理することができる。光子検出器としてアバランシェフォトダイオードと超伝導単一光子検出器を用い,3波長の波長多重によるフィールド伝送実験を行った。その結果,14.5dBの損失を持つ45kmの敷設ファイバにおいて12時間にわたり208kbpsの安全鍵生成速度を得ることができた。(著者抄録)

シソーラス用語： *現場試験 ,  *WDM【信号】 ,  *光通信 ,  *鍵配送 ,  原価低減 ,  実時間処理 ,  *光検出器 ,  アバランシェフォトダイオード
準シソーラス用語： *波長多重 ,  光子検出器 ,  量子鍵配送

分類 (2件)： 光通信方式・機器  (ND10000B) ,  符号理論  (ND02030R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 波長多重 ,  量子鍵 ,  配付 ,  フィールド ,  伝送実験