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J-GLOBAL ID：201202271862513330   整理番号：12A1458288

噴火湾における球形シャットネラChattonella globosaの初報告

First observation of Chattonella globosa in Funka Bay, Hokkaido, Japan

著者 (5件)： 夏池真史 (北大 大学院水産科学院) ,  金森誠 (北海道総合研究機構 函館水試) ,  馬場勝寿 (北海道総合研究機構 函館水試) ,  山口篤 (北大 大学院水産科学院) ,  今井一郎 (北大 大学院水産科学院)
資料名： 北海道大学水産科学研究彙報  (北海道大学水産科学研究い報)
巻： 62  号： 1  ページ： 9-13  発行年： 2012年03月28日 
JST資料番号： F0665A  ISSN： 1346-1842  CODEN： HDSKAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 北海道噴火湾八雲沖の2定点における定期調査および同湾内の広域調査によって,C.globosaの形態と出現状況および出現時の水温や塩分などの環境要因について明らかにした。定期調査は八雲漁港より2,3マイル沖の各定点において2011年4~11月に毎月1回,バンドン採水器による層別採水とCTDによる観測を行った。広域調査は2011年8月22日に3定点において層別採水と観測を行った。採水した海水資料中のC.globosaの細胞密度を徒う倒立顕微鏡にて計数した。本研究により,夏季の噴火湾において,C.globosaが出現,増殖することが初めて確認された。本種の最高出現密度は26cells mL₁であったが,赤潮を形成するほどの高密度ではなかった。

シソーラス用語： *Chattonella ,  球状化 ,  赤潮 ,  季節的変動 ,  生息分布 ,  生息密度 ,  細胞密度
準シソーラス用語： *Chattonella globosa ,  球形化 ,  噴火湾 ,  生物調査 ,  定点調査 ,  環境要因

分類 (2件)： 植物学研究法  (EH01020C) ,  プランクトン  (FH02050R)

タイトルに関連する用語 (5件)： 噴火湾 ,  球形 ,  シャットネラ ,  Chattonella ,  報告