特許
J-GLOBAL ID:201203001966789082

車両横転防止装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 稲岡 耕作 ,  川崎 実夫 ,  五郎丸 正巳
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-109961
公開番号(公開出願番号):特開2012-240466
出願日: 2011年05月17日
公開日(公表日): 2012年12月10日
要約:
【課題】旋回時における車両のロール運動を効果的に抑制することができ、これにより、車両の横転を防止することができるフライホイール方式の車両横転防止装置を提供すること。【解決手段】車両横転防止装置は、連結車両のトレーラの前部分には第1フライホイールが配設され、トレーラの後ろ部分には第2フライホイールが配設されている。第1および第2フライホイールは、それぞれダブルジンバル支持方式で車載されている。連結車両の左旋回時には(ステップS3でYES)、第2ジンバル軸が拘束されるが、第4ジンバル軸は解放状態にされる(ステップS4)。【効果】連結車両の左旋回時および右旋回時のいずれにおいても、フライホイールのジャイロ効果を、車両のロール運動へのスタビライザとして作用させることができる。【選択図】図11
請求項(抜粋):
車両に搭載されて、当該車両の横転を防止するための車両横転防止装置であって、 エネルギー貯蔵装置として構成されて、第1回転方向に回転する第1フライホイール、ならびに前記第1フライホイールを、第1軸、および前記第1軸に直交し、かつ前記車両の前後方向に直交して延びる第2軸まわりに回動自在に支持する第1ジンバル支持構造とを有する第1フライホイール装置と、 エネルギー貯蔵装置として構成されて、前記第1回転方向とは反対方向の第2回転方向に回転する第2フライホイールと、前記第2フライホイールを、第3軸、および前記第1軸に直交し、かつ前記車両の前後方向に直交して延びる第4軸まわりに回動自在に支持する第2ジンバル支持構造とを有する第2フライホイール装置とを含み、 前記第1ジンバル支持構造は、前記第1フライホイールの前記第2軸まわりの回動を規制するための第1回動規制手段を含み、 前記第2ジンバル支持構造は、当該第2フライホイールの前記第4軸まわりの回動を規制するための第2回動規制手段を含み、 前記車両横転防止装置は、前記第1回動規制手段および前記第2回動規制手段を制御して、前記車両がロール方向の一方にロール運動するときには、前記第2フライホイールの回動を規制させずにかつ前記第1フライホイールの回動を規制させるとともに、前記車両がロール方向の他方にロール運動するときには、前記第1フライホイールの回動を規制せずにかつ前記第2フライホイールの回動を規制させる回動規制制御手段をさらに含む、車両横転防止装置。
IPC (1件):
B62D 37/06
FI (1件):
B62D37/06
引用特許:
審査官引用 (3件)

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