特許
J-GLOBAL ID:201203064949449857

真核細胞における目的遺伝子の発現制御方法、RNA分子およびDNA分子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (4件): 植木 久一 ,  植木 久彦 ,  菅河 忠志 ,  伊藤 浩彰
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-164364
公開番号(公開出願番号):特開2012-023998
出願日: 2010年07月21日
公開日(公表日): 2012年02月09日
要約:
【課題】本発明が解決すべき課題は、RNA酵素やmRNA以外のRNAを用いることなく、導入遺伝子の発現を所望の分子により簡便に制御するためのRNA分子を提供することにある。また、本発明は、当該RNA分子をコードするDNA分子と、当該DNA分子を用いて目的遺伝子を真核細胞において発現するための方法を提供することも目的とする。【解決手段】本発明に係るRNA分子は、リガンドにより目的遺伝子の発現を制御できるRNA分子であって、特定の5’末端ステムループ、モジュレータ配列、anti-anti-内部リボソーム結合サイト配列、アプタマー配列、anti-内部リボソーム結合サイト配列、内部リボソーム結合サイトおよび目的遺伝子を5’側から有することを特徴とする。【選択図】なし
請求項(抜粋):
リガンドにより目的遺伝子の発現を制御できるRNA分子であって、5’側から以下の構造および配列を有することを特徴とするRNA分子。 (a) 5’末端依存性翻訳を阻害する5’末端ステムループ; (b) リガンド不存在時に、下記アプタマー配列の一部と相補的に結合してモジュレータ配列ステムループを形成するモジュレータ配列; (c) リガンド不存在時には、モジュレータ配列および下記アプタマー配列の一部と共にステムループを形成し、リガンド存在時には下記anti-内部リボソーム結合サイト配列と相補的二重鎖を形成するanti-anti-内部リボソーム結合サイト配列; (d) リガンドとの結合能を有するアプタマー配列; (e) リガンド不存在時には内部リボソーム結合サイトの一部と相補的二重鎖を形成して内部リボソーム結合サイトへのリボソームの結合を阻害し、リガンド存在時にはanti-anti-内部リボソーム結合サイト配列と相補的二重鎖を形成するanti-内部リボソーム結合サイト配列; (f) 内部リボソーム結合サイト;および (g) 目的遺伝子
IPC (4件):
C12N 15/09 ,  C12N 1/15 ,  C12N 1/19 ,  C12N 5/10
FI (4件):
C12N15/00 A ,  C12N1/15 ,  C12N1/19 ,  C12N5/00 101
Fターム (16件):
4B024AA03 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024CA11 ,  4B024DA01 ,  4B024DA02 ,  4B024DA11 ,  4B024EA04 ,  4B024GA11 ,  4B024HA03 ,  4B065AA57X ,  4B065AA87X ,  4B065AB01 ,  4B065AC14 ,  4B065BA02 ,  4B065CA24

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