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J-GLOBAL ID:201302241169932907   整理番号:13A0802309

基礎地盤圧密により事前変形した堤防の耐震性

Seismic stability of embankments subjected to pre-deformation due to foundation consolidation
著者 (3件):
資料名:
巻: 53  号:ページ: 11-22  発行年: 2013年02月 
JST資料番号: U2456A  ISSN: 0038-0806  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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平地面上の堤防の震害の主な原因は,基礎地盤の液状化であると報告されている。しかし,少数の事例では,基礎地盤が厚い軟弱粘土や泥炭層のような高い圧縮性の場合,非液状化基礎地盤上の河川堤防が激しい被害を受けている。多くのそのような河川堤防は,2011年東北地方太平洋沖地震で甚大な被害を受けた。被害を受けた堤防を詳細に調査した結果,堤防の基礎地盤は圧密によりボウル形の中に納まっていた。堤防基礎で生じる飽和層の液状化は,損害の根本的原因と考えられる。応力の減少及び土壌密度の低下につながる基礎地盤の圧密により,堤防の変形は基本的メカニズムとして寄与したと推測される。本研究では,遠心載荷試験を行い,堤防内の飽和ゾーンの厚さ及び基礎地盤の圧密が堤防の地震被害に及ぼす影響を実験的に確認した。堤防内の飽和ゾーンの厚さ及びゾーンの排水境界条件が,揺れの間に堤防の変形に重要な影響があることが分かった。軟弱粘土層上の堤防については,6%の水平引張歪が堤防基盤上で観察され,また水平応力は剛性基礎地盤上の堤防の値の約半分であった。地震動中の堤頂の沈下,堤防の変形は,基礎の圧密により変形する堤防より大きかった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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河川工事  ,  土圧,土の動的性質,地盤の応力と変形 
引用文献 (20件):
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