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J-GLOBAL ID:201302247318101256   整理番号:13A1027490

負の積層欠陥エネルギーを有する生体医学Co-Cr-Mo合金の双晶境界近くのひずみ誘起マルテンサイト変態

Strain-induced martensitic transformation near twin boundaries in a biomedical Co-Cr-Mo alloy with negative stacking fault energy
著者 (9件):
資料名:
巻: 61  号:ページ: 1648-1661  発行年: 2013年03月 
JST資料番号: A0316A  ISSN: 1359-6454  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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人工股・膝関節に一般的に生体医学Co-Cr-Mo(CCM)合金を用いられているが,生体医学不活性と耐摩耗性を改善する必要性は広く認識されている。塑性変形中亀裂発生を引き起こすが実際使用において耐摩耗性を目覚ましく増大させるひずみ誘起マルテンサイト変態(SIMT)は,CCM合金の機械的挙動を支配する。信頼性のより高いCCM合金を開発するために,SIMT発生に影響を及ぼすファクタを解明することは極めて重要である。SIMT挙動に及ぼす焼鈍双晶境界(ATBs)の効果に焦点を絞って調べた。ATBsに平行なすべりに優先的な応力下での変形後の平行ペアのATBs近くのサブ組織を詳細に解析した。電子後方散乱回折(EBSD)分析付走査電顕と透過電顕(TEM)の両方で,準安定γ面心立方(FCC)相のATBsでのε六方最密充填(HCP)相の優先的生成を見出した。高分解能TEM画像は,完全なε相HCP構造を生成すると思われる毎秒の原子面にはε-HCP相の肥厚が規則的に先行しないが不規則に高密度な積層欠陥を残すことを示唆した。さらに,ε-HCP相の厚さは双晶の2つの側でのATBsで異なっていることが判った。この差異は,ATBsでの溶質偏析のEBSD-Wilkinson法およびフェーズフィールドシミュレーションによる残留応力解析に基づくATBsでのひずみの不和合性による内部応力のせいであった。Copyright 2013 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
変態組織,加工組織  ,  金属相変態  ,  医用素材 

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