特許
J-GLOBAL ID:201303085790262887

光伝送システム及び光伝送方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 曾我 道治 ,  古川 秀利 ,  鈴木 憲七 ,  梶並 順 ,  上田 俊一
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-091943
公開番号(公開出願番号):特開2012-227640
特許番号:特許第5291143号
出願日: 2011年04月18日
公開日(公表日): 2012年11月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 20GHz以上の周波数を有する高周波信号を光ファイバによって長距離伝送する光伝送システムであって、 前記高周波信号である第1のマイクロ波信号を用いて、入力されたレーザー光から前記第1のマイクロ波信号の周波数だけ離れた第1の波長の光信号及び第2の波長の光信号を発生する2光波発生器と、 前記2光波発生器により発生された2つの光信号を分配する第1の光カプラと、 前記第1の光カプラによって分配された一方の2つの光信号を前記光ファイバに導く偏波ビームスプリッタと、 前記光ファイバを伝送してきた2つの光信号を分配する第2の光カプラと、 前記第2の光カプラによって分配された一方の2つの光信号から第2のマイクロ波信号を検出する第1の光検出器と、 前記第2の光カプラによって分配された他方の2つの光信号を第3のマイクロ波信号の周波数だけ周波数シフトする光変調器と、 前記光変調器によって周波数シフトされた2つの光信号に90度のファラデー回転を与えて反射するファラデー反射器と、 前記ファラデー反射器によって反射され、前記光変調器によって再び周波数シフトされ、前記第2の光カプラ及び前記光ファイバによって伝送され、かつ前記偏波ビームスプリッタによって導かれた2つの光信号を、前記第1の光カプラによって分配された他方の2つの光信号と混合する第3の光カプラと、 前記第3の光カプラによって混合された4つの光信号を前記第1の波長の光信号及び第2の波長の光信号に波長分割する光分波器と、 前記光分波器によって波長分割された前記第1の波長の光信号のビート信号を検出する第2の光検出器と、 前記光分波器によって波長分割された前記第2の波長の光信号のビート信号を検出する第3の光検出器と、 前記第2及び第3の光検出器によって検出された前記第1及び第2の波長の光信号のビート信号の位相差を検出する位相差検出器と を備え、 前記位相差検出器は、 前記第2の光検出器によって検出された前記第1の波長の光信号のビート信号をアナログ/デジタル変換する第1のアナログデジタル変換器と、 前記第3の光検出器によって検出された前記第2の波長の光信号のビート信号をアナログ/デジタル変換する第2のアナログデジタル変換器と、 前記第3のマイクロ波信号の周波数の2倍の周波数に所定の周波数だけ周波数がずれた参照信号と前記参照信号の周波数と同じ周波数の基準クロック信号を生成するデジタルダイレクトシンセサイザと、 前記第1のアナログデジタル変換器の出力信号と前記参照信号を掛け合わせてデジタル周波数変換する第1のデジタルミキサーと、 前記第2のアナログデジタル変換器の出力信号と前記参照信号を掛け合わせてデジタル周波数変換する第2のデジタルミキサーと、 前記第1のデジタルミキサーの出力信号から不要波を除去する第1のデジタルフィルタと、 前記第2のデジタルミキサーの出力信号から不要波を除去する第2のデジタルフィルタと、 前記第1及び第2のデジタルフィルタの第1及び第2の出力信号について、前記基準クロック信号と直交検波手法により相関積分処理を行い、前記第1及び第2の出力信号の位相をそれぞれ算出し、前記第1及び第2の出力信号の位相差を算出して出力する位相差検出回路と を有し、 前記位相差検出回路から出力される前記位相差と、前記第1の光検出器から出力される前記第2のマイクロ波信号とが、外部に出力されて、 前記第2のマイクロ波信号を用いて、積分処理時間が3秒以内の積分処理を含む信号処理が行われ、 前記位相差を用いて、当該信号処理後の信号がオフラインで補正される ことを特徴とする光伝送システム。
IPC (1件):
H04B 10/2575 ( 201 3.01)
FI (1件):
H04B 9/00 267
引用特許:
出願人引用 (2件) 審査官引用 (2件)

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