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J-GLOBAL ID：201402218594841198   整理番号：14A1229040

アルミニウムのポーラス型アノード酸化皮膜とナノファブリケーション

著者 (5件)： 菊地竜也 (北大 大学院工学研究院) ,  中島大希 (北大 大学院工学研究院) ,  西長理 (北大 大学院工学研究院) ,  夏井俊悟 (北大 大学院工学研究院) ,  鈴木亮輔 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 軽金属  (Journal of Japan Institute of Light Metals)
巻： 64  号： 10  ページ： 476-482  発行年： 2014年10月30日 
JST資料番号： F0772A  ISSN： 0451-5994  CODEN： KEIKA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： アルミニウムのアノード酸化(陽極酸化)は,アルミニウムの表面処理として極めて重要な電気化学プロセスである。本稿では,アルミニウムのアノード酸化皮膜について,特に「ポーラス型アノード酸化皮膜」に焦点をあて,解説を行った。ここでは,ポーラス型アノード酸化皮膜を形成するために必要な電解質化学種について,これまでの研究開発の歴史,および成果に触れながら,その種類や特徴を明らかにした。さらに,高い規則性を持つポーラス型アノード酸化皮膜を作製するための方法なども紹介した。また,ポーラス型アノード酸化皮膜を応用した最新のナノファブリケーションテクノロジーにも言及した。

シソーラス用語： *アルミニウム ,  表面処理 ,  *アノード酸化 ,  陽極酸化処理 ,  *酸化膜 ,  ナノメータ加工 ,  アルマイト ,  酸化アルミニウム ,  微細構造 ,  *細孔構造 ,  技術史 ,  電解質 ,  カルボン酸 ,  酸解離定数 ,  規則度 ,  細孔径 ,  細孔径分布 ,  ナノ構造 ,  陽極酸化皮膜
準シソーラス用語： 陽極酸化 ,  多孔質膜 ,  ナノファブリケーション ,  AAO【酸化物】 ,  形成機構 ,  セルサイズ ,  マイクロレンズアレイ

分類 (1件)： 化成処理  (WC08050J)

引用文献 (71件)：

• 高橋英明,小野幸子,小林賢三:表面技術便覧,編集 表面技術協会,(1998),495-506.
• K. Wada, T. Shimohira, M. Yamada and N. Baba: J. Mater. Sci., 21 (1986), 3810-3816.
• G. E. Thompson: Thin Solid Films, 297 (1997), 192-201.
• 小野幸子:表面科学,12(1998),790-798.
• 高橋英明:表面技術,62(2011),324-329.

タイトルに関連する用語 (4件)： アルミニウム ,  ポーラス ,  アノード酸化皮膜 ,  ナノファブリケーション