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J-GLOBAL ID：201402239375574378   整理番号：14A0631795

地下街における店舗の「構え」と「並び」に対する印象評価に関する研究

著者 (4件)： 木村毅 (大阪大 大学院工学研究科) ,  柴田祐 (熊本県大 環境共生) ,  松本邦彦 (大阪大 大学院工学研究科) ,  澤木昌典 (大阪大 大学院工学研究科)
資料名： 都市計画報告集(CD-ROM)  (Report of the City Planning Institute of Japan)
号： 12  ページ： 185-191  発行年： 2014年04月25日 
JST資料番号： L4775B  ISSN： 1348-2858  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 地下街における店舗の「構え」と「並び」に対する印象評価を明らかにした。大阪市北区のホワイトうめだを対象に148店舗の「構え」を把握し,店舗の「並び」に対する印象と要素の関係を明らかにした。その結果,1)評価グリッド法により最も多く表明された印象は「統一感」である。2)SD法による実験からは,因子分析により「華やかさ」「秩序感」「まとまり感」「好感度」の4因子が抽出できた。クラスター分析により店舗の「並び」を5つの類型に分類できた。2種類の印象評価実験から,「ファサード」,「業種」や「看板」が統一感と関係性を有していた。同じ業種の店舗,看板やファサードが類似した店舗が並ぶと,歩行者が統一感を感じ,地下街景観に対する総合評価を下げないことが分かった。

シソーラス用語： 心理測定 ,  因子分析 ,  クラスタ分析 ,  評価 ,  *ファサード ,  広告媒体 ,  *好み ,  度 ,  景観 ,  *地下空間 ,  *歩行者 ,  *地下街
準シソーラス用語： SD法 ,  印象評価 ,  街路景観 ,  看板 ,  業種 ,  好感度 ,  評価グリッド法

分類 (1件)： 都市計画の調査分析,分析手法  (RD01020D)

引用文献 (8件)：

• 瓜生修、志水英樹、越田益生、高尾勇次、横沢久美子(1990) 「地下景観の構成要素とその心理的効果に関する研究(その1):心理量と物理量の抽出方法について」、日本建築学会学術講演梗概集、p981~p982
• 横沢久美子、志水英樹、越田益生、高尾勇次、瓜生修(1990) 「地下景観の構成要素とその心理的効果に関する研究(その2):心理的特性の要因の分析」、日本建築学会学術講演梗概集、 p983~p984
• 高尾勇次、志水英樹、越田益生、瓜生修、横沢久美子(1990) 「地下景観の構成要素とその心理的効果に関する研究(その3):心理的特性を説明する変数による検証」、日本建築学会学術講演梗概集、p985~p986
• 棚橋由彦、蒋宇静、永浴順子(2004)「SD法を用いた地下街景観の静的・動的デザイン評価」、地下空間シンポジウム論文・報告集、第9巻、p9~p18
• 西村当巨、志水英樹、越田益生、瓜生修、水野義人(2000)「地下街景観における天井面が及ぼす心理的効果の研究(その1): 心理軸の相関」、日本建築学会学術講演梗概集、p865~p866

タイトルに関連する用語 (4件)： 地下街 ,  店舗 ,  印象評価 ,  研究