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J-GLOBAL ID：201402282891978607   整理番号：14A0162710

放射性ヨウ素と放射性セシウムの粉末活性炭処理,凝集沈澱処理による除去性

著者 (9件)： 小坂浩司 (国立保健医療科学院) ,  渡辺崇一 (東京都 水道局 水質セ) ,  小林康浩 (東京都 水道局 水質セ) ,  佐々木真 (東京都 水道局 水質セ) ,  浅見真理 (国立保健医療科学院) ,  及川智 (東京都 水道局 水質セ) ,  土屋かおり (東京都 水道局) ,  大野浩一 (国立保健医療科学院) ,  秋葉道宏 (国立保健医療科学院)
資料名： 水道協会雑誌  (Journal of Japan Water Works Association)
巻： 83  号： 1  ページ： 7-22  発行年： 2014年01月01日 
JST資料番号： G0025A  ISSN： 0371-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 東日本大震災にともなう原子力発電所の事故によって環境中に放射性物質が放出された。この影響で福島県やその近隣都県の浄水や水道水中からは放射性ヨウ素(¹³¹I)や放射性セシウム(¹³⁴Cs,¹³⁷Cs)が検出された。既存の浄水処理プロセスで対応可能な対策として,¹³¹Iについては塩素処理と粉末活性炭処理の併用処理が,¹³⁴Cs,¹³⁷Csについては凝集沈澱処理が考えられている。これら処理による放射性物質の除去性について,既存の報告をとりまとめた。加えて,浄水処理への適用は少ないが,これら放射性物質の除去性が高いことが報告されているイオン交換処理や逆浸透膜処理についてもまとめた。環境水中,浄水処理プロセスでの放射性物質の形態は様々であり,放射性物質の除去性は形態によって異なるため,どのような形態で存在しうるかについても既存の情報を整理した。(著者抄録)

シソーラス用語： 上水道 ,  飲用水 ,  *浄水施設 ,  *ヨウ素 ,  *放射性同位体 ,  *セシウム同位体 ,  塩素処理 ,  活性炭 ,  活性炭処理 ,  凝集処理 ,  沈降分離 ,  *除去
準シソーラス用語： 浄水場 ,  *放射性ヨウ素 ,  *放射性セシウム ,  粉末活性炭処理 ,  粉末活性炭 ,  凝集沈殿処理

分類 (3件)： 上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  用水の化学的処理  (SC02040E) ,  用水の物理的処理  (SC02030T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 放射性ヨウ素 ,  放射性セシウム ,  粉末活性炭 ,  凝集 ,  沈澱