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J-GLOBAL ID：201402292676885938   整理番号：14A1146163

建築骨組構造の地震応答評価と最適化のための数値実験システム

著者 (1件)： 大崎純 (広島大)
資料名： 構造力学講究録
号： 58  ページ： 15-29  発行年： 2014年10月 
JST資料番号： L1441A  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 数値解析技術の発展により,鋼構造骨組を詳細な有限要素に分割して,動的,静的弾性応答を高精度で予測することが可能になった。一方,最適化アルゴリズムの発展により,構造物の詳細で現実的な設計条件を考慮した最適化が可能になった。本稿では,有限要素解析による制震デバイスの最適化,鋼構造骨組の詳細有限要素解析による筆者らの研究成果について紹介した。最適化事例では,極低降伏点鋼を用いたせん断型鋼板ダンパーのスチフナの最適化,局所探索法を用いたせん断型ダンパーの開口形状の最適化を取り上げた。また,詳細有限要素解析では,E-Simulatorを用いた構造骨組と免震支承の事例を紹介した。

シソーラス用語： *鋼構造 ,  骨組構造 ,  構造解析 ,  地震応答 ,  *構造最適化 ,  *制振構造 ,  ダンパ ,  防振 ,  数値解析 ,  有限要素法 ,  支点 ,  免震装置 ,  軟鋼 ,  降伏点 ,  スチフナ ,  近傍探索法 ,  開口部 ,  形状最適化 ,  実験 ,  応答解析 ,  事例研究 ,  シミュレータ ,  地震動
準シソーラス用語： E-Simulator ,  局所探索法 ,  極低降伏点鋼 ,  鋼材ダンパ ,  骨組構造解析 ,  数値実験 ,  制振ダンパ ,  免震支承 ,  有限要素解析

分類 (2件)： 構造動力学  (HD02000E) ,  金属構造  (RA04050W)

引用文献 (23件)：

• M. Ohsaki, T. Miyamura, M. Kohiyama, M. Hori, H. Noguchi, H. Akiba, K. Kajiwara and T. Ine, High-precision finite element analysis of elastoplastic dynamic responses of super-highrise steel frames, Earthquake Eng. Struct. Dyn., Vol. 38, pp. 635-654, 2009.
• 日本免震構造協会編,パッシブ制振構造設計・施工マニュアル,2007.
• 堀宗朗,野口裕久,井根達比古,E-Defenseと連動させた数値震動台の開発計画,土木学会地震工学論文集,2007.
• 株式会社アライドエンジニアリング,ADVENTURECluster, http://www.alde.co.jp/advc/index.html
• 泉満,成原弘之,安田聡,極低降伏点鋼を用いたせん断降伏型制振部材の低サイクル疲労実験 その6 ウェブ幅厚比d/t_w=90シリーズの実験概要-, 日本建築学会大会学術講演梗概集,No.22402,1996.

タイトルに関連する用語 (6件)： 建築 ,  骨組構造 ,  地震応答 ,  評価 ,  最適化 ,  数値実験